「健友社」という経営コンサルタント会社が、休眠会社売買ビジネスをやっていたという記事。違法な登記などの容疑で社員らが逮捕されたそうです。
「捜査関係者によると、同社は休眠会社の売買専門会社。販売した休眠会社は特殊詐欺に悪用されるなどし、被害は19都府県で36件、計1億2000万円以上になるという。」
「逮捕容疑は、共謀して昨年3月、休眠状態の衣料品販売会社を売買するため、開催していない株主総会の議事録などを偽造して東京法務局に提出、虚偽の内容で変更登記したとしている。×容疑者は司法書士の資格がないのに業務として登記手続きを代行したとしている。原容疑者は「仕事として担当したことは間違いない」、×容疑者は「休眠会社を購入して転売し、もうけようと思った」と供述、それぞれ容疑を認めているという。」
「休眠会社の売買は新規設立に比べて書類審査も甘く、コストも低いため違法な登記手続きが横行。インターネットで転売され、手軽に買える状況となっている。」
そういえば、オリンパス粉飾事件でも、休眠同然の会社を優良会社のように仮装して高い値段で買い取るという不正が行われていました。
休眠会社売買:司法書士が書類ひな型作成 詐欺に利用(毎日)
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