会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

企業会計審議会、会計部会を設置(金融庁)

企業会計審議会総会 議事次第

企業会計審議会の総会が、2014年10月28日に開催されました。会議資料によれば、審議会に「会計部会」が設置されたようです(「企画調整部会」は廃止)。

「企業会計審議会に、会計部会を設置する。同部会においては、以下の事項を審議することとする。

国際会計基準の任意適用の拡大促進を図るとともに、あるべき国際会計基準の内容について我が国としての意見発信を強化するため、会計を巡る事項について必要な審議・検討を行う。」


(会議資料より)

先日は、監査部会との2本立てになると書いてしまいましたが、「内部統制部会」をすっかり忘れていました。


(会議資料より)

縦の目盛りの取り方次第で、印象が大きく変わりそうなグラフです。

金融庁、IFRSの任意適用促進に向け「会計部会」を設置(ITproより)

「今後、IFRSに関わる議論は会計部会で実施し、「企画調整については総会で議論する」(金融庁)形を採る」そうです。

国際会計基準IFRS適用が48社に倍増 金融庁調べ、昨年末比(日経)

「IFRSは欧州など100カ国以上が強制適用する。投資家が多国間の企業を比較するのに使う。日本ではのれんの処理方法などが違うため、移行に踏み切れない企業が多く、金融庁は強制適用を見送っている。

金融庁はのれんを毎年一定の額で費用にし、最長20年で処理する日本基準を取り入れた修正国際基準を新たにつくる。これを「日本が考えるIFRS」(金融庁幹部)として海外発信する構えだ。」
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