東証1部上場の日立キャピタルのプレスリリース。
中国の子会社における大口延滞発生で、5月10日に予定していた2019年3月期の決算発表を延期するとのことです。
「当社は、5 月 10 日の決算発表に向けて準備を進めてまいりましたが、当社子会社である日立商業保理(中国)有限公司が行ったファクタリング取引につき、大口延滞等が発生いたしました。不正常取引の可能性があるため、社内調査委員会にて原因究明を進めるとともに監査法人と貸倒引当金等に関する協議を継続しており、決算確定までに時間を要することが見込まれることから、2019 年 3 月期の決算発表を延期させていただきます。」
「不正取引」ではなく「不正常取引」です。「不正」ではなくても、「不正常」ということは、通常の貸倒引当金見積もり方法ではだめで、問題の取引を精査して、実態を確かめなければならないということなのでしょう。
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