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サーバ管理会社が契約更新ミス 「ふくいナビ」全データがクラウドから消失、復旧不能に(ITmediaより)

サーバ管理会社が契約更新ミス 「ふくいナビ」全データがクラウドから消失、復旧不能に

ふくい産業支援センターという公益財団法人のポータルサイトの全データが、サーバ管理会社の社内手続きミスにより、完全に消失したという記事。データの復旧も不可能とのことです。

「発表によると、同センターとNECキャピタルソリューションは、今年10月31日までふくいナビのクラウドサーバの賃貸借契約を結んでおり、10月13日にその契約を更新していたが、NECキャピタルソリューションの社内手続きのミスで更新の手続きがされておらず、貸与期間が終了したとして全データが削除されたという。

これにより、システムの全プログラムが完全に消失。同センターが登録したデータや、ユーザーが登録したデータ(メールマガジンの配信先や配信内容など)も完全に消失した。

プログラムの再構築は可能だが「相当の期間が必要」で復旧のめどは立っておらず、データは「完全に消失し復旧が不可能な状態」としている。ユーザー情報の漏えいはない。」

契約の切れ目がデータの切れ目ということでしょうか。(このケースは契約は切れていなかったわけですが)

契約が切れた後も業者にデータが残っていてはまずいので、復元できないようになっているのでしょう。

外部サーバーを利用している監査法人でこういうことが起きて、監査調書が全部消滅したら、監査不能となりかねません。

福井の企業支援サイト、全データ消失
ふくいナビ、業者不手際で復旧不可能
(福井新聞)

「「ふくいナビ」は、県内中小企業の情報検索や発信、相互交流の支援のため1999年12月に開設。利用アクセス数は月間15万件。県内公的機関の産業・企業支援情報約200件、メーリングリスト287件などが登録されていた。

データ消失は、2日に職員が気づき発覚。バックアップを含む全データが消え、復旧不可能な状態という。

「ふくいナビ」は、NECキャピタルソリューション(東京)が賃貸するクラウドサーバーを使用していた。10月半ば、センターと同社がサーバーの賃貸借契約を更新したが、キャピタル社がサーバー管理者のNECと使用権を購入する手続きをしなかったため、10月末の契約期限終了に伴いデータが削除されたという。」
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