会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

すてきナイスG、第三者委を設置 粉飾疑い受け(日経より)

すてきナイスG、第三者委を設置 粉飾疑い受け

粉飾決算容疑で強制捜査を受けたすてきナイスグループが、事実関係などを調査する第三者委員会を設置したという記事。

「会計処理の適切性や類似事案の有無などを調べる。調査結果は夏までに公表する。」

「5月中旬に金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、横浜地検と証券取引等監視委員会による家宅捜索を受けた。」

時間をかけて調べるのはよいのですが、家宅捜索を受けて、関係書類を押収されていると思われる状況で、十分な調査ができるのでしょうか。

また、会計監査の監査報告書を出せるのは、調査の結論が出た後になるでしょうから、会社法計算書類の確定や有報提出は、いつになるのか...。

「第三者委員会」の設置に関するお知らせ(すてきナイスグループ)(PDFファイル)

「当社といたしましては、現時点において、当局からは、当社の平成27年3月期に係る不動産物件の取引について架空売上計上の疑い(以下「本件嫌疑」といいます。)があるとして調査を受けているものと認識しております。

当社は、本件嫌疑について、類似事象の有無も含めて、中立・公正で客観的な調査等を実施するため、当社と利害関係を有しない外部専門家で構成される「第三者委員会」を設置することといたしました。」

委員会の委員は、弁護士2名(ひとりは元金融庁長官)と会計士1名です。
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