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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

シティ虎視眈々、日興HD関連会社社長“解任”舞台裏

シティ虎視眈々、日興HD関連会社社長“解任”舞台裏

日興シティホールディングス(HD)傘下のコールセンター大手ベルシステム24の株主総会で、9人の全取締役のうち、社長ら6人がクビになったという記事。

「ベル社の筆頭株主はもともと、情報サービス大手CSK(現・CSKホールディングス)だった。ところが、2004年7月に開かれたベル社の取締役会で、日興プリンシパルの特別目的会社を割当先とする1042億円の増資を決議。CSKは筆頭株主の地位を失うことになった。」

この会社は、みすず監査法人消滅の引き金を引いた日興コーディアル不正経理事件の舞台となった会社でもあります。たしか、ベルシステム24自体は不正発覚後も日興の連結に含めていないはずですが、社長をクビにするということは、純粋な投資などではなく、まさに日興が自ら経営しようとしているわけですから、本当に連結から外してよかったのかは非常に疑問です。

それにしても、今回クビになった社長が日興の力を借りてCSKに対するクーデターを起こしていなければ、日興コーディアルの不正経理事件も発生せず、みすず監査法人消滅という会計士業界の大事件も起きなかったかもしれません。
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