東証1部上場の準大手ゼネコン「西松建設」の社員が海外で裏金約1億円を作り、無断で国内に持ち込んだ疑いが浮上しているという記事。
「関係者によると、西松建設は海外で工事を請け負った際、工事費を実費より高く見せかけて経理処理するなどの手法で約1億円の裏金を捻出(ねんしゅつ)。これを同社社員が数回にわけて国内に無断で持ち込んだ疑いが持たれている。」
記事のような事実が本当だとしたら、海外工事の原価は、税務署も監査人もみないだろう(あるいはみてもわからないだろう)と高をくくっていたのでしょう。持ち込まれた裏金を日本国内で使ったのだとすると、海外工事事務所が勝手にやった(あるいは現地の法令・商慣行に反する支出ではない)といった言い訳はできません。
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