「エクラドクール」という仮想通貨販売会社が、税務調査を受けて、約9億円の所得隠しを指摘されていたという記事。
「関係者によると、エクラドクールは米国の「ネオシード」が発行する「サークルコイン」と呼ばれる仮想通貨を販売。仕入れ代金として約9億円を経費に計上していた。
東京国税局と沖縄国税事務所の調査で、ネオシードはエクラドクールの代表を務める男性の知人らが設立していたことが判明した。サークルコインは都内のシステム開発会社が発行していた。
同局などはネオシードに実体がなく、仕入れ代金は架空経費になると判断したとみられる。」
東京都内の会社が発行したものを、ラスベガスの会社が発行した仮想通貨だといって売っていたわけですから、脱税事件というだけでなく、詐欺のようにも見えますが...
「金融庁の研究会は昨年、ICOについて「詐欺的な事案が多いという指摘がある」との報告書を公表している。」
この報告書のことでしょうか。
↓
当サイトの関連記事
その2
サークルコインを取り上げた記事。
↓
仮想通貨『サークルコイン』とは?新たなコイン『サークルコイン』を徹底解説(2018年10月)(CoinNews)
「サークルコインとは、アメリカのラスベガス州にある『NEOSEED CORP.』という会社が発行した仮想通貨です。
会社が発行するという点においては、サークルコインもビットコインやイーサリアムと特に変わりはありません。
しかし、発行元の「NEOSEED CORP.」がサークルコインの情報を積極的に提示していないため、詳細は定かではありません。
一部の噂では、税金対策をするためにラスベガスに会社を置いているという説も存在しています。」
「サークルコインは他の仮想通貨のように、取引所や交換所などで簡単に購入できるものではありません。
なぜなら、サークルコインに関する情報は少なく、ラスベガスにある取引所でやり取りが行われているというレベルの情報しか明らかにされていないからです。
また、サークルコインを購入するには【すでにサークルコインを購入し、所有している人からの紹介が必要】であるため、サークルコインを所持している人を見つけない限り、サークルコインの取引を行うことはできません。
また、日本以外ではこのような【縁故取引】されているとも言われており、取引方法は依然としてマニュアル化されていないのが現状です。
そのため、どうしてもサークルコインの取引をしたいという方は、辛抱強くサークルコインの情報にアンテナを張るしか無いようです。」
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
《ブラジル》「犯罪の天才」は日系税務官=母親の資産激増で発覚(Yahooより)
オルツ、半期報告書の提出延長申請を検討 「決算数値確定に時間」(日経より)
ガンホー、元幹部が内部不正 自身に架空発注で2億円超を着服、“仕事依頼サービス”悪用 懲戒解雇&刑事告訴へ(ITmediaより)

第三者委員会の設置に関するお知らせ (Abalance)ー「以前の有償支給取引に係る調査」ほかー
特別調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ(アンビスホールディングス)ー「一部報道にあるような組織的な不正および不正請求の実態がないことが事実認定されました」ー
中国ネット出前大手「餓了麼」、前CEOが逮捕の顛末 取引先への便宜の見返りに累計8億円超を収賄(東洋経済より)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事