金融庁の公認会計士・監査審査会が最近行った監査品質管理に関する説明会の資料が金融庁ホームページ上に掲載されています。
公認会計士・監査審査会、友杉会長による資料より
「# 普通会計士・未熟会計士・悪徳会計士の3分類#
1.期待される「普通会計士」としての監査人は、職業的専門家として、監査品質を高めるため、重要な監査手続の実施、正当注意義務の水準・職業的懐疑心の保持など、切磋琢磨し、良識品位品格を確保する=> 「さすが会計士さん!」の評価を
2.品質不良の「未熟会計士」にならないレベルアップ努力・継続的専門研修(CPE)が必要=> 監査品質の不良・未熟さを自覚し、自助努力が必要=>公認会計士による品質不良行動が社会的地位を下げることになるため、審査の充実が重要。
3.確信犯的な「悪徳会計士」を排除する必要=>倫理観を堅持し、誘惑に負けないコンプライアンス遵守が重要=>職業的専門家の自覚要請、罰則強化、監査業界からの追放?」
オリンパスは3つのうちどれが該当するのでしょうか。「普通会計士」でも粉飾を見逃してしまうことがあるという事例なのかもしれませんが・・・。
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