創造学園大学という大学を運営する学校法人堀越学園(堀越高校とは別の法人)が、文部科学省と群馬県に虚偽の財務書類を出していたという記事。
「文科省によると、同法人は補助金を得るため02年度から毎年、財務書類を文科省と県に提出。うち02~04年度の資金収支計算書の事業収入や借入金の返済支出の金額が、文科省と県に出された書類で大きく異なることが発覚した。さらに公認会計士の監査を受けた書類とも異なるため、二つとも虚偽である可能性が高いという。」
公認会計士の責任は、基本的に監査報告書を提出するまでですが、会計士協会の事例集によると、相当以前に、これと同様、監査したのとちがう決算書を当局に提出した学校法人があったようです。それもあって、学校法人監査に関しては、監査報告書の抜き取り・改ざんがなされないよう、特に厳重に扱っているはずなのですが・・・。
それとも、県や文科省は監査報告書なしの書類を受領していたのでしょうか。
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
「殺すぞ」恐喝も…東大院教授、高額接待強要か 一晩で100万円 大学側の対応は?(テレビ朝日より)
3億9000万円横領疑い 沼津の菓子製造会社経理の男逮捕 投資詐欺につぎ込み困窮か(静岡新聞より)
顧客名義の口座を無断で偽造、架空融資 不良債権隠しか いわき信組(朝日より)

過年度有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度決算短信等の訂正に関するお知らせ(「社内調査委員会による調査結果を踏まえ、過年度の決算を訂正」)(サイバーエージェント)
死亡の弁護士、預かり金1.1億円が使途不明 「競馬や競輪に」文書(朝日より)

過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ(「過年度より退職給付に係る負債等を過少に計上」)(綜合警備保障)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事