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公認会計士・監査審査会の活動状況(令和3年度版)の 公表について(金融庁)

公認会計士・監査審査会の活動状況(令和3年度版)の公表について

金融庁の公認会計士・監査審査会は、「公認会計士・監査審査会の活動状況(令和3年度版)」を、2022年5月31日に公表しました。

資料も含めて、130ページほどのものです(本文はそのうちの約40ページ)。

以下のような構成となっています。

はじめに
第1章 組織
第2章 監査事務所に対する審査及び検査等
第3章 公認会計士試験の実施
第4章 公認会計士等に対する懲戒処分等の調査審議
第5章 諸外国の関係機関との協力

冒頭で、「審査会における新型コロナウイルス感染症への対応」について説明しています。

監査事務所の検査に関しては、評価する文言が少し変わったそうです(中身は変更なし)。



評価結果は...



大手監査法人でも最上位の「良好であると認められる」にはしてもらえないようです。

検査に関するもっと詳細な情報は、モニタリングレポートという資料に掲載されるのでしょう。昨年は7月公表でした。

コメント一覧

kaikeinews
たしかに、変更前は、あまりにも減点主義的ですね。
「良好」とか「概ね良好」とかの評価を出した後にその監査法人から、監査の失敗例が発生し、金融庁が責任を問われるような事態をあらかじめ避けていたのでしょうね。
 
見出しだけのこととはいえ、少しはまともになったのですね。
変更前の区分2とか、はっきり言って異常な表現ぶりだったと思います。
上から目線もいい加減にしてもらいたいと思ってました。
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