会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「不適切会計加担で精神疾患」 KKT元社員が提訴 東京地裁(熊本日日新聞より)

「不適切会計加担で精神疾患」 KKT元社員が提訴 東京地裁

熊本のテレビ局の元経理部長が、不適切経理処理に荷担させられたなどとして、会社を訴えたという記事。

熊本県民テレビ(KKT)の不適切な会計処理に加担させられるなどして精神疾患を発症したとして、元経理部長の男性(52)=東京都=が、KKTや当時の社長らに約675万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。」

「提訴は4月1日付。訴状によると、KKTは2017年度の純利益の赤字転落を避けるため、経営陣が17年3月、備品購入費やアプリ開発費、広告収入の一部などを他年度に計上すると決定。男性は反対できず、「不正な会計処理の実施」に加担させられた。」

会社側は全面的に争うそうです。

会社のウェブサイトを見ると、資本金20億円ですから、監査役も会計監査人もいたはずです。不正を通報することはできなかったのでしょうか。

コメント一覧

男性
取り上げていただき、どうもありがとうございます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E7%9C%8C%E6%B0%91%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93
退職後に両者に通報しましたが、常勤監査役は会社と共に隠蔽する立場になりました。また、監査法人は長期間監査しましたが、それだけでした。なお、KKTは上場企業であるNTVの持分法適用関連会社であるので、同社の有価証券報告書には虚偽記載が生じています。
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