大手旅行会社「日本旅行」の子会社の業務部長が旅行契約代金などを着服していたという記事。帳簿と現金残高の差が約1億1700万円あるそうです(それがすべて着服されたかどうかはわかりませんが)。
「日本旅行沖縄によると、この部長は経理責任者の立場にあったが、パソコンを使って預金簿や預金残高証明などの数字を改竄(かいざん)していた。」
現預金の管理は基本だと思うのですが、J-SOXの3勘定(売上、売掛金、棚卸資産)には入っていないので、内部統制報告制度上、入金に関しては売掛金の関係で評価するとしても、出金に関連する内部統制は(一定の条件を満たせば)評価しなくていいということでしょうか。(もちろん、評価対象から外しても、内部統制の構築は経営者の責任として必要ですが・・・。)
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