IHIが、2021 年 3 月期の期末決算より、IFRSを任意適用するとのことです。
「当社は,資本市場における財務諸表の国際的な比較可能性の向上や会計方針の統一によるグループ経営管理の品質向上等を目的とし,2021 年 3 月期の期末決算より,当社の連結財務諸表および連結計算書類について,従来の日本基準に替えて国際財務報告基準(IFRS)を任意適用することを本日開催の取締役会において決議いたしましたのでお知らせいたします。」
日本基準による数字との差異分析など、補足資料も公開されています。
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国際財務報告基準(IFRS)の任意適用に関するお知らせ補足資料(PDFファイル)


収益認識会計基準とリース会計基準の影響が主だったようです。
また、IFRS適用の準備のため、段階的に、在外子会社の報告期間統一、有形固定資産の減価償却方法の変更、為替予約の振当処理の廃止、収益認識会計基準の早期適用(2020年度期首から)などを実施してきたそうです。
本誌調査 定額法への変更は24社(経営財務)