日経の書評(12月14日)で「監査役事件簿」という本を紹介していました。
「著者は監査役の経験が厚く、監査役の横断組織で幹部も務めた。実務経験に照らしつつ、スルガ銀行や東芝など実際に起きた50の事例を、裁判資料や調査報告書などから分析する。」
「著者は事例ごとに監査役は何ができたかを考察している。一貫して流れているのは「監査役は勇気と覚悟を持って発言せよ」とのメッセージだ。」
「タイトルこそ監査役の事件簿だが、企業不祥事の本質の奥を照らす内容だ。」
会計不祥事については、会計監査人の事件簿でもあるのでしょう。