会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

シャープに8億円支払い求め提訴 京都の機械製造会社(朝日より)

シャープに8億円支払い求め提訴 京都の機械製造会社

「片岡製作所」という京都の会社が、「シャープ」に対して8億410万円の支払いを求める訴訟を起こしたという記事。

「片岡製作所側は「太陽電池を生産するための機械設備を発注されたが、代金を受け取っていない」と主張。」

「片岡製作所は訴状で、2008年ごろにシャープからイタリアの工場に置く太陽電池の生産設備に関する発注を受けたと指摘。その後にシャープの担当者と口頭で合意し、11年10月に設備は完成したが、シャープの経営悪化が表面化した14年に「発注していない」などとして正式に支払いを拒まれたと訴えている。口頭での発注について、片岡製作所側は「納品直前に正式な発注書を交わす慣習だった」と主張している。」

片岡製作所側の主張が正しいとすれば、シャープは簿外の債務を抱えていることになるので、法律問題とはいえ、監査人もよく調べる必要があるでしょう。物品の発注に関する内部統制にも問題がありそうです。
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