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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

社外取締役がインサイダーか=スミダコーポ株、強制調査-監視委(時事より)

社外取締役がインサイダーか=スミダコーポ株、強制調査-監視委

スミダコーポレーション(東証1部上場)の元社外取締役(64歳)が在職中、同社の未公表情報を基に株取引をした疑いがあるという記事。金融庁の証券取引等監視委員会が強制調査したそうです。

「スミダ社は2017年2月6日、期末配当を従来予想から増額すると発表。株価は公表前の1100円前後から1200円台まで上昇した。

関係者によると、当時社外取締役だった男性は、増配に関する未公表の情報を基に同社株の取引を行い、利益を得た疑いが持たれている。」

元取締役がインサイダー取引か、監視委が強制調査(TBS)

「スミダコーポレーション株をめぐっては、去年2月6日に、配当金が大幅に増やされることを発表していますが、関係者によりますと、男性は、発表前の内部情報をもとにインサイダー取引を行った疑いが持たれています。

スミダコーポレションの株価は、発表直後に10%ほど値上がりした上、翌月には値上がりの幅が60%に達する局面もあり、証券取引等監視委員会は、男性が株を売り抜け、多額の利益を上げた疑いがあるとみて、刑事告発に向け調査を進めています。」

社外取締役がインサイダーか スミダ株、監視委調査(日経)(記事冒頭のみ)

取引所が売買を監視しているので、インサイダー取引を隠すのは難しいのでしょう。

インサイダー取引(JPX)
売買審査の状況(JPX)

こちらは、疑惑はあったが告発に至らなかったケース。

ヤフーのTOB巡るインサイダー疑惑 告発見送り(日経)

「配信会社の関係者の知人が未公表情報を基に取引したとして調べたが、重要事実の伝達ルートの解明が困難と判断したとみられる。」
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