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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ゴーン被告に邸宅退去命令 レバノンの裁判所(日経より)

ゴーン被告に邸宅退去命令 レバノンの裁判所

日産ゴーン事件のゴーン氏が、ベイルートの邸宅から退去するよう現地裁判所に命じられたという記事。

「レバノンの裁判所は、日産自動車元会長カルロス・ゴーン被告に対し、2019年に日本から逃亡して以降住んでいるベイルートの豪邸から退去するよう命じた。司法当局者が28日、明らかにした。同被告は上訴した。」

約1900万ドルの価値がある物件だそうです。

日産もゴーン氏を追い出したかったら、でっちあげの有報虚偽記載などではなく、こういう事案をもっと早く明らかにすればよかったのに...

逆に、ゴーン氏側は、取締役退任の際に,すんなり退去していれば、会社に損害など与えていないと主張できて、さまざまな容疑を晴らすのに有利だったように思えますが、何か執着があるのでしょう。

もっとも、会社が役員や従業員に社宅を提供することは、別に違法ではなく、一部では節税策として推奨もされているようです。ゴーン氏のように海外に家族の本拠を置いている国際的経営者に対し、それなりのステータスがある住宅を、現地において提供すること自体は、違法とはいえないのかもしれません。(といっても、取締役を辞めた後まで居座る権利はなさそうです。)

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