会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

アドバンテスト、国際会計基準を適用 16年4月米国上場廃止へ(日経より)

アドバンテスト、国際会計基準を適用 16年4月米国上場廃止へ

アドバンテストがIFRSを適用するという記事。米国上場もやめるそうです。

「2016年3月期の決算短信は従来の米国会計基準のままだが、同決算期の有価証券報告書からIFRSに基づき開示する。投資家が業績や財務内容を国際的に比べやすくする。

同時に、ニューヨーク証券取引所に米国預託証券(ADR)の上場廃止を申請すると発表した。...」

米国上場は、企業にとってメリットよりさまざまな負担のほうが大きくなっているのでしょう。米国上場廃止により、監査人も、その会社の監査については(当サイトへいただいたコメントでふれられているように大きな負担となっている)PCAOBの検査を受けなくてすむようになります。

国際財務報告基準(IFRS)の任意適用に関するお知らせ(アドバンテスト)(PDFファイル)

米国預託証券のニューヨーク証券取引所における上場廃止申請および米国証券取引委員会への登録廃止申請に関するお知らせ(アドバンテスト)(PDFファイル)

日本精工もIFRSへの移行を発表しました。こちらは日本基準からの移行です。

日精工、国際会計基準を適用へ(日経)

国際財務報告基準(IFRS)の任意適用に関するお知らせ(日本精工)(PDFファイル)
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