「自己資本比率7%割れ」の金融機関をピックアップすると、計63の金融機関が該当したという記事。ただし、2008年3月期の数値に基づいた結果です。
2008年9月中間期(信金信組は中間決算がないので2009年3月期)はどうなるのでしょうか。記事の最後の方では、夕刊紙お得意の信じていいのかわからないようなコメントが出ています。
「金融関係者は「信金、信組など協同組織金融機関は半分ぐらいが過小資本となっているようだ。このままいけば、09年3月期決算を乗り越えられないところが大量に出るところだった。そういう意味では、金融機能強化法の復活は“渡りに船”だ」と明かす。
驚愕なのは東北と九州の地銀だ。この地域のいくつかの地銀は08年9月中間決算を乗り越えられそうもない状態で、「金融当局は11月中旬にも金融危機対応会議を開き、これらの地銀をりそな銀行や足利銀行のように一時国有化して処理する準備を進めていた」(金融関係者)というのだ。」
「このままでは年越せぬ」…メガバンク非情貸しはがし
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