資産運用会社のレオス・キャピタルワークスが、マザーズへの上場を中止したという記事。
「営業事務の内容について主幹事証券会社から説明を求められたため、いったん上場手続きを中止するという。対応を終えたうえで手続きを再開するとしている。
同社は11月19日に東証に上場を承認されていた。「コーポレート・ガバナンスや内部管理体制の有効性について投資家保護の観点から深掘りすべき事項が発生した」とコメントしている。」
社長へのインタビュー記事。
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レオス藤野氏激白「みずほ証券が上場延期要請」(日経ビジネス)
「なぜ12月25日の東証マザーズ上場を取り止めたのか。
藤野英人氏(以下、藤野):運用、資金繰りのほか、スキャンダルなども含めてすべて「白」だ。ある案件について主幹事(のみずほ証券)から「白なのは分かっているが、『驚きの白』にしてほしいので上場を延期してください」というような要請があった。つまり安全であるということを、より高い次元で説明してほしいということだ。
発表によると内部管理体制の有効性が問題になったとのことだが、具体的に何について要請があったのか。
藤野:当社の中で以前からあるプロセス、仕組みについて、「完全無欠であることを説明してくれ」と言われた。そのプロセスは上場審査の対象だったので、仕組み全体をヒアリングされる中で聞かれていて、その時には特に問題になっていなかった。」
会社のプレスリリース。
募集株式発行及び株式売出しの中止に関する取締役会決議のお知らせ
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