TATERUと二人三脚の西京銀行、第2のスルガ銀行問題か?
東証1部上場のTATERUが顧客の預金残高データを改ざんしていた問題の詳しい記事。同社は、西京銀行と一緒になって、稼いでいるそうです。
「報道を受けて、TATERUの顧客への融資をほぼ一手に行ってきた西京銀行は第2のスルガ銀行になるのでは? とも囁かれている。」
「鈴木さん(顧客(仮名))が西京銀行(本店:山口県周南市)と取り交わした契約書には、一度でも支払いが延滞したら全額返済を求める、債権譲渡がいつでもできる、といった内容も書かれている。
「契約書に書かれている内容もそうなのですが、契約時に西京銀行から突然渡された念書に驚かされました」
その念書には「当ローン借入れ期間中は、管理会社をTATERU(旧インベスターズクラウド)から変更しないことが融資条件」とある。
つまり、TATERUはアパート建築代金でフロー収入を得て、さらに毎月の管理委託料5%でストック収入を確実に得ることができる。そして、西京銀行はTATERU経由で融資を行い年利2.55%の金利収入を得ているのだ。」
「日経新聞に報道された事例では、西京銀行側が改ざんに気がついたので実際には融資は下りなかったという。だが、そもそもTATERUは、2017年3月に西京銀行が実施した第三者割当増資において100万株の第三種優先株を持つ西京銀行の株主になっている。さらに2018年3月には「不動産投資型クラウドファンディングの共同事業化の業務提携検討に関する基本合意書を締結」するなど蜜月の仲にあることは間違いない。」
いろいろと書いていますが、今のところ、報道された改ざん問題(これはこれで大問題ですが)を除き、何か不正があったということではなさそうです。しかし、これからは同社のビジネスモデルが各方面からチェックされることになるのでしょう。
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