フジテレビの報道局長が、3年間にわたって会合費を不正請求し、約900万円を着服したという記事。
「領収書を偽造するなどの手口で、平成16年5月から2年10カ月間にわたって、計153件、約913万円を不正に請求し、着服した」とのことです。計算すると1件当たりは数万円と少額であり、あまり罪悪感がなかったのかもしれません。
フジテレビが2億円所得隠し 前報道局長913万円着服
「同社の説明によると、芸能人ら番組出演者やスタッフ、取引先との飲食費を「打ち合わせ、会合費」などとして経費に計上していたが、同国税局は税務上は経費計上できない交際費と認定。鈴木前報道局長による私的な飲食代金も一部含まれているとみられる。」
交際費と会議費の区分という典型的な否認項目であり、それだけであれば必ずしも不正にはなりませんが、私的な飲食代金となるといいのがれはできません。
そのほか、ライブドア株を取得した際の株価の算定料やアドバイザー料などの一部を経費として計上していたのも否認されたようです(取得原価への算入が求められた)。
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