会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

サムスン会長に無罪判決 経営権継承の不正疑惑で地裁(日経より)

サムスン会長に無罪判決 経営権継承の不正疑惑で地裁

韓国サムスン電子の会長が資本市場法違反などの罪に問われた裁判で、無罪判決が言い渡されたという記事。

株価評価(交換比率算定)が問題だったようです。

「検察側は2015年に合併したグループ会社のサムスン物産と第一毛織を巡って、李氏が大株主の第一毛織の保有資産を過大計上させ、逆にサムスン物産の業績を悪化させて合併比率を不正に操作したと主張していた。検察側の求刑は懲役5年、罰金5億ウォン(約5500万円)だった。

裁判官は両社の合併について「李氏の継承や支配力強化が唯一の目的ではなく、全体的に不当と見ることはできず、株主に損害を及ぼしたと認めるに足る証拠がない」とした。裁判所は検察側が提起した李氏の犯罪事実すべてを証拠不十分と指摘し訴えを退けた。」

カラ売り投資家のヒンデンブルグ・リサーチから狙われたインドのアダニ・グループも、一応、「シロ」ということになったようです。

印アダニ、くすぶる不信感 相場操縦疑惑で暴落から1年 司法判断「シロ」、株価回復も… ガバナンス強化に課題(日経)(記事冒頭のみ)

「インドの新興財閥アダニ・グループが不正会計などの疑惑を指摘されてから1年。当時はグループ企業の株価が軒並み下落する「アダニ・ショック」に見舞われた。株価は回復してきたものの懸念はくすぶり続ける。ガバナンス(企業統治)の強化が問われている。」

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