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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「四半期開示の見直しに関するアンケートについて」(日本証券アナリスト協会)

「四半期開示の見直しに関するアンケートについて」

PDFファイルはこちら→https://www.saa.or.jp/account/account/pdf/enq_zenbun_20221007.pdf

日本証券アナリスト協会は、「四半期開示の見直しに関するアンケートについて」を、2022年10月7日に公表しました。

「結果のポイント」より。

  • 第1 ・第3 四半期決算短信について、「全上場企業に開示を義務付けて欲しい」 という回答は66% と多数を占めた。
  • 第1 ・第3 四半期決算短信について、「現行の四半期決算短信(添付書類を含む。以下同じ) よりも多い情報を開示して欲しい」 という回答は49% と、「現行の四半期決算短信で提供される情報開示の水準で、特に問題はない」 という回答の46% を上回った。現行の四半期報告書で開示されている「キャッシュ・フロー計算書」「財務諸表の注記」「財政状態、経営成績、キャッシュ・フローの状況の分析」については、『一本化』後の四半期決算短信でも開示して欲しいという回答が多かった。
  • 第1 ・第3 四半期決算短信について、「速報性を重視するので、監査人によるレビューや臨時報告書としての開示は不要」 という回答は56% と過半数を占めた。一方、「監査人によるレビューは必要」 という回答も44% と相当な比率を占めた。
  • 第2 四半期について、「監査人による中間監査またはレビューは必要」  という回答は73% と大多数を占めた。 また、 「半期報告書の開示または臨時報告書としての開示は必要」、すなわち、金融商品取引法に基づくエンフォースメントの確保は必要という回答は53% と過半数を占めた。

アナリストのアンケートですら、第1四半期と第3四半期のレビューは、不要という意見の方が多かったようです(拮抗していますが)。

第2四半期の中間監査はやめてほしいものです(レビューで十分)。

第1四半期・第3四半期の短信については、義務付け+内容拡充、が多数のようです。

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