会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

広告会社など2社と実質的経営者を1億9000万円の脱税容疑で告発(読売より)

広告会社など2社と実質的経営者を1億9000万円の脱税容疑で告発

「フォーシーズ」と「オンド」という会社の実質経営者(44歳)が、法人税法違反と消費税法違反容疑で告発されたという記事。

架空の広告制作費を計上するなどの手口で、2022年までの2年間に計約5億7300万円の所得を隠し、法人税計約1億4600万円を脱税した疑い。消費税計約4400万円の納税を免れた疑いもあるという。

隠した所得は××氏(実質的経営者)が海外のカジノでの遊興費に充てるなどしたとみられる。」

また、カジノが出てきました。

「隠した所得」を充てたというのは、広告制作費として計上され会社から支出されたカネを私的に使ったということでしょう。会社と経営者は別人格ですから、本来なら、脱税だけでなく、刑法や会社法上の犯罪ですが、摘発されることはほとんどないようです。

サイト運営と広告会社、2億円脱税の疑い 実質経営者を告発 国税局(朝日)

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