金融経済教育推進機構の設立登記が2024年4月5日に完了し、同機構が正式に設立されました。
すでに発表されたとおり(→当サイトの関連記事)、安藤聡氏(元オムロン取締役)が同機構の理事長として、武内清信氏が監事として任命されました。
武内清信氏は、公認会計士で、日本公認会計士協会元副会長、新日本監査法人の社員(3月1日現在現職)です。
金融庁の外郭団体の監事に、金融庁から厳しく監督されている(ほとんど毎年のように検査を受けている)大手監査法人の社員が就任するというのは、独立性の観点からまずくないのでしょうか。
国民の「金融リテラシー」向上のための機構、政府が設立--学びの場を提供へ(CNET)
「機構には政府が10億円、日本銀行が2500万円、日本証券業協会と全国銀行協会がそれぞれ1250万円を出資する。金融庁は、金融リテラシー向上のための「学びの場」が国民により多く提供されるよう、同機構と密に連携するとしている。」
たっぷり税金が投入されるようです。