産経新聞にこんな記事が載っていました。
正にその通りなのではないかと思いました。
大学の頃、外人の方に「日本人は自分達は大陸に住んでいると勘違いしている。世界から見たら日本は島だ。」と笑われたことがある。
資源の無い国に生まれた僕ら。
島からでもみんなで這い上がるパワーが必要だと思います。
【「ポポポポ~ン」だけじゃない!ACジャパンCM名作列伝】
東日本大震災後のテレビで一時期、CMがACジャパン(旧公共広告機構)の「あいさつの魔法。」などの作品で埋め尽くされた。
あまりの多さに視聴者からACに抗議が殺到したが、その一因として、ACの作品は社会的なテーマを視聴者に認識させるため、通常のCMより強いインパクトとメッセージ性を持っている点が挙げられる。
今回は異様な集中放送のため反発も買ったが、ACの活動に問題があるわけではない。
そこで、AC作品の魅力を知ってもらうべく、印象に残る過去のCM作品を、いくつか紹介したい。(岡本耕治)
■「人影なし(軍艦島)」(昭和57年)
「島は宝島だった」というナレーションとともに、うち捨てられた軍艦島(長崎県・端島)の様子が映し出される。
「石炭が見つかり、人々が集まった」「4000人もの暮らしがあった」と、かつての活況が語られるが、画面に写るのは無人の学校、荒れ果てた団地、止まった時計、体育館に転がるボール…という荒涼たる風景ばかり。
そして、「資源とともに、島は死んだ」という衝撃的な言葉とともに、「私たちも資源のない島、日本に生きている」と、軍艦島は日本の縮図であることを示唆して終わる。ナレーションと映像の力で、資源の有効活用を強烈なインパクトで提示した秀作。
ACC(日本シーエム制作連盟)CMフェスティバル秀作賞。
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