解剖学ノート

解剖学ノートのミニコミ版

国試基本   呼吸系 

2016-02-24 16:22:07 | 医学分野

基本的な学習

①換気予備力とは

  換気予備力とは通常の安静位での呼吸容量と最大

  (強制)呼吸量との差をいう。

  すなわち意識せずの常時の呼吸量が80とし。深呼

  吸を意識した時の呼吸が100とした場合その差は

  20である。 従って換気予備力は20である。

②1回の換気量とは「意識しない呼吸」

  ※成人では約500mℓ

「1回の呼吸で出入りする空気の量」

③残気量とは

※最大呼息後に肺内に残っている空気の量。

④肺胞換気量とは ※(成人では約350ml.)

※1回の呼吸量の換気量のうち死腔量を差し引いた量

⑤肺活量とは

※a説--予備呼気量+1回呼気量+予備呼気量

※b説--最大吸気後に肺から排出される最大空気量

⑥死腔とは

※血液が還流されない肺胞の空気や気道の空間に

 ある空気はガス交換に関与しない。その容積(ml.)

⑦肺胞換気量(成人で350ml.)

※1回の呼吸による換気量のうち死腔量差し引いた量。

⑧呼気性アルカローシスとは

※a・血液中の酸素イオン濃度が減少し、血液がアル

     カリ性に傾き息ぐるしさを覚える。

※ステッドマン医学大辞典 huo1456

解剖学ノート編集委員会

 

 

 


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