お門違いでは？

一昨日の新聞に衝撃的な記事が。

杉並区の一部図書館を閉館して、手の足りない保健所に職員を動員する、と。

え、何？どういうこと？

記事の書き方が下手すぎて、最初、図書館をPCR検査などの場所として提供するのかと思ったが、まさかの職員をヘルプ動員であった。マジですか？全く意味がわからないんですが。

動員される図書館というのは、指定管理でなく区の直接雇用(公務員）なのだろう。10000歩くらい譲って、公務員だったら畑違いの異動もあるし、仕方ないともいえなくもない。

でもね、保健所の仕事って専門職でしょ？何やるかわからないが、まったく素人の図書館職員が行ったところで、何か約役に立ちますか？却って足手まといになるのでは。

保健所の仕事がいやだ云々というのではない。そもそも図書館から引っ張ってくるのがどう考えてもお門違いなのだ。

おおかた、「お前らどうせ暇なんだろ。そんなとこ閉めて忙しいこっち手伝えよ」という考えなのだろう。どんだけ図書館の仕事を舐めてかかってるのか。いや、ヒマじゃねえし。このたとえが正しいかわからないけど、まるで学徒動員だ。全くお門違いの学生を兵隊にとったり、裁縫の仕事させたりしたわけでしょ？お国のために。

わが区はすべての館が同じ指定管理会社なので、多分そういうことは起こらないとは思う。そもそも2月1日のNew図書館開館に向けて、こっちこそ人が足りないのだ。でも、主体性がなく真似っこ大好きな区長だから、突然やる、と言い出さないとも言い切れない。

ただ、この件に関して周りの反応は鈍く、怒っているのは私だけみたい。なんでやねん。単に私の心が狭いだけですか？