「高松空港ウェブサイト改ざん - 陰某論」 http://blog.goo.ne.jp/kagenanigashi/e/5f5d425e4bb47f90f308665668ec3c08 に関連する注意喚起です。
高松空港ウェブサイトの例と同様に User-Agent が検索エンジンのものであった場合にのみ不正な内容を表示するように改ざんされたウェブサイトが複数あることを確認しています。ウェブサイト管理者の皆様は自分が管理するサイトの Google/Yahoo! Japan/Bing での検索結果に不審な内容が無いか、あるいはブラウザの設定で User-Agent を "Googlebot" や "Bingbot" に設定した場合に不審なコンテンツが表示されないか、随時確認されるようお勧めいたします。
正式な Googlebot の User-Agent は https://support.google.com/webmasters/answer/1061943?hl=ja に、また Bingbot のものは https://www.bing.com/webmaster/help/which-crawlers-does-bing-use-8c184ec0 に記載されていますが、完全な文字列ではなくともそれぞれ "Googlebot" や "Bingbot" と設定しただけでも確認できることが多いようです。ブラウザではなく wget で
wget --user-agent="Googlebot" http://example/
などとしても確認できます。このほか Google Search Console の Fetch as Google 機能
https://support.google.com/webmasters/answer/6066468?hl=ja
でも確認できると思われます。
不幸にして改ざんされその内容が検索エンジンにキャッシュされている場合には、サイト復旧とあわせて検索結果やキャッシュの削除をお勧めします。Google と Bing の検索結果・キャッシュはそれぞれが提供するツールで削除できます。Yahoo! Japan は Google のインデックスを利用しているので Google で削除されれば波及するものと思われます。Google での削除方法は
https://support.google.com/webmasters/answer/6332384?hl=ja
に、Bing では
https://www.bing.com/webmaster/help/bing-content-removal-tool-cb6c294d
に説明があります(Bing は英文)。
Google に関しては削除要請は速やかに対応されると感じています。Bing については承知していませんが、高松空港ウェブサイトのケースから推測するにこちらも速やかに対応されるものと思われます。一方で削除要請を行わずページの削除や修正のみで放置した場合には長期間検索可能なままである場合があります。たとえば User-Agent に依らない改ざんの例ですが
「高野山大学の公式サイト内に通販詐欺サイトの誘導ページが大量に ( その他インターネット ) - 無題な濃いログ - Yahoo!ブログ」 http://blogs.yahoo.co.jp/fireflyframer/33018807.html
のケースは無題な濃いログさんほかで話題になった後に改ざんは修正されましたが、2年近く経つ本記事執筆時点でいまだに検索が可能です。
高松空港ウェブサイトの例と同様に User-Agent が検索エンジンのものであった場合にのみ不正な内容を表示するように改ざんされたウェブサイトが複数あることを確認しています。ウェブサイト管理者の皆様は自分が管理するサイトの Google/Yahoo! Japan/Bing での検索結果に不審な内容が無いか、あるいはブラウザの設定で User-Agent を "Googlebot" や "Bingbot" に設定した場合に不審なコンテンツが表示されないか、随時確認されるようお勧めいたします。
正式な Googlebot の User-Agent は https://support.google.com/webmasters/answer/1061943?hl=ja に、また Bingbot のものは https://www.bing.com/webmaster/help/which-crawlers-does-bing-use-8c184ec0 に記載されていますが、完全な文字列ではなくともそれぞれ "Googlebot" や "Bingbot" と設定しただけでも確認できることが多いようです。ブラウザではなく wget で
wget --user-agent="Googlebot" http://example/
などとしても確認できます。このほか Google Search Console の Fetch as Google 機能
https://support.google.com/webmasters/answer/6066468?hl=ja
でも確認できると思われます。
不幸にして改ざんされその内容が検索エンジンにキャッシュされている場合には、サイト復旧とあわせて検索結果やキャッシュの削除をお勧めします。Google と Bing の検索結果・キャッシュはそれぞれが提供するツールで削除できます。Yahoo! Japan は Google のインデックスを利用しているので Google で削除されれば波及するものと思われます。Google での削除方法は
https://support.google.com/webmasters/answer/6332384?hl=ja
に、Bing では
https://www.bing.com/webmaster/help/bing-content-removal-tool-cb6c294d
に説明があります(Bing は英文)。
Google に関しては削除要請は速やかに対応されると感じています。Bing については承知していませんが、高松空港ウェブサイトのケースから推測するにこちらも速やかに対応されるものと思われます。一方で削除要請を行わずページの削除や修正のみで放置した場合には長期間検索可能なままである場合があります。たとえば User-Agent に依らない改ざんの例ですが
「高野山大学の公式サイト内に通販詐欺サイトの誘導ページが大量に ( その他インターネット ) - 無題な濃いログ - Yahoo!ブログ」 http://blogs.yahoo.co.jp/fireflyframer/33018807.html
のケースは無題な濃いログさんほかで話題になった後に改ざんは修正されましたが、2年近く経つ本記事執筆時点でいまだに検索が可能です。