トカゲ&カエル日記

毒性爬虫類彼氏とのほほんお気楽彼女の
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京都旅行最終日

2006-10-22 23:46:44 | トカゲ&カエル旅行記
やっぱり今回の旅行もあっという間だったぁ~。もう最終日だなんて

今日も暑いくらい晴れ
まずは東寺へ。
ここがヒロにとっては一番当たりだったみたい

未だかつて地震で倒壊したことがないという、いわば奈良平安のタワー・五重の塔。近くに寄ると、本当にでかい。

そして、東寺の敷地内にある二つの建物。金堂と重文講堂。一見、ただのどでかい古い建物。けれど…中に入った私たちは息をのんだ。そこにはこれまたでっかい沢山の仏像が、まるで生きてそこにいるかのように存在していた。何百年と時を経て、ところどころ劣化しているものの、その迫力には目を反らせなくなるほど。

ヒロも「すげぇ…」と呟いたきり、そこに佇んでしまっていた。
ヒロにとって一番嬉しかったのは、不動明王に会えたことみたい。今まで見たどのお寺の不動明王より立派だった

お寺にしても、五重ね塔にしても、仏像にしても、大昔の人が作ったのだから、言ってみれば手作り。なのに、こんなに大きなもの、しかも何百年と倒壊しないものを作るなんて…
「だから昔の人は…」
「もういいってば

感動に目を潤ませるヒロに、東寺で販売されていたマニアックな本を買ってあげた。

「ナオ、ありがとうここに一緒に来てくれて
「ヒロが喜んでくれたならそれでいいよ

蓮の葉が水面を覆う池の向こうにそびえ立つ五重の塔を、名残惜しそうに見つめながら私たちは東寺をあとにした

ランチは京都駅の隣京都劇場の中にあった接方来という和食屋で
京都での最後の食事なので、昼間っからビールで乾杯

さて昼からは、これも教科書でおなじみ、金閣寺!!
光を透す綺麗な黄緑色のもみじの庭を抜けると、池の向こうに金ピカのお寺が突然目に入った

グリーンに囲まれ、先日張り替えが済んだという金閣寺はまばゆいばかりでため息すら出た。
そして、池に映ったもう一つの金閣寺…
これはもみじが紅く色づく季節は、また違った美しさがあるんだろうなぁ~
 
「今度は紅葉の時期に来たいね
「そうだね

売店のお姉さんに乗せられて、金箔入り梅昆布茶を買っちゃった

バスで京都駅へ再び戻ってきた私とヒロ。
時間は微妙~

「どうする?高台寺行く?」
「う~ん、飛行機の時間、間に合うかなぁ

私は以前行ったことがあるんだけど、ヒロは高台寺へも行きたがっていた。
高台寺はそんなに大きなお寺じゃないんだけど、豊臣秀吉の妻、ねねの終焉の地と言われている。ヒロにとっては、興味アリアリのお寺。

「でも、行きたいでしょ?」
「うん・・・急いで行ってみるか!!

せっかくの旅行、時間を無駄にしたくない。
私たちは清水寺行きのバスへ乗り込んだ高台寺は清水寺の近く。初日に目の前を通ってはいたのだ。

高台寺はお寺というより、なんだか屋敷のよう。
今もねねの御霊が眠るという霊屋、臥龍廊、開山堂は400年以上の歴史と確かに感じさせるものだった。政略結婚が当たり前だった当時、愛妻家の秀吉と過ごしたねねはきっと幸せだったことだろう・・・か。ガイドマップを読みながら私は頷く。現代人は恋愛結婚なのに、愚痴だー、浮気だー、離婚だー・・・贅沢だよねぇ。

熊本へ着いた私とヒロ
疲れた体にスタミナをつけるため、がっつりと焼肉を食べた

京都は3日じゃあとても足りないなぁ~1週間滞在したって、満足いくくらいお寺巡りできるかなって感じ。

でも、また行こうね





京都旅行二日目

2006-10-22 02:52:53 | トカゲ&カエル旅行記
目覚め良し!朝食ばっちり!元気回復!
ということで、今日もはりきってお寺巡り

ホテルを出るなり、ヒロは
 
「ねぇ、俺の顔、毒、戻った?戻った?」

と尋ねてきた。なんだ、なんだかんだ言って気にしてたんじゃん。

「おう、今日は毒気満点(笑)

やっぱヒロの顔は毒がなくちゃ(笑)

まず向かったのは、今回ヒロの大本命・比叡山、延暦寺
京都駅からはバスで一時間ほど。間違えて比叡山の頂上まで行っちゃって。
せっかくなので比叡山からの眺めを堪能。曇っててあまり遠くまでは見えなかったのが残念だけど、琵琶湖と、遠くに鈴鹿がうっすらと見えた。

清水寺もでっかいけど、延暦寺もでっかい
しかも広い!山中お寺なの!?というくらい東西に色んなお寺が建っている。ヒロによると、その昔延暦寺には何千という兵隊が隠れてたとかで、信長が攻め入ったそうな。そりゃあ、延暦寺の規模はすごいよ、と唸っていた。
とは言っても、「でもここまで広いとは思わなかった。いつか一日かけてじっくり来なきゃ」と、今回時間があまりないことを悔やんでいた

お昼戻ってきてからは、城好きのヒロのため、次は二条城へ
二条城はその昔は天守閣があったらしいのだが、今は本丸御殿しかないので、あまり城っぽくはない。大阪城のようなメジャーなものにキャーキャー言う私としては二条城はどうも地味なんだけど、マニアックなヒロに言わせると、

「わかってないね。こういうのが良いんだよ」
らしい

再び京都駅へ戻ると、おむすびを買って、慌ててJRへ乗り込む。
次は奈良へと渡り、目的地は平等院
見学時間はやっぱりぎりぎり一日3箇所までが限界みたい。

誰でも教科書で一度は見たことがある、平等院の鳳凰堂。
教科書ではあんなに綺麗に水面に映ったとこが写真に撮られてるのに、実際素人が撮ると全然ダメ
鳳凰堂の隣にある博物館、鳳翔館を見学していると、鳳凰堂はかつて中国の文化を取り入れた実に鮮やかな色彩で、壁や天井いたるところに複雑な模様が描かれていたことがCGによる再現でわかった。
コンピューターもない、定規もない、カーボン紙もない、なーんにもない時代にこんな複雑な模様を繰り返し繰り返し描くなんて・・・昔の人ってすごいね、と関心していると、

「だから、昔の人はヒマだったんだよ」

と、ヒロ。そ、そうなんだけどさ

ところで、「ウォーリーを探せ」じゃないけど、「ヒロを探そうin京都」
沖縄はシーサーだったので、
「絶対、京都にも俺がいるよ」とヒロは何故か嬉しそう。

昨日清水寺に行ったとき、お稲荷さんがいたので、「あれかなぁ」と思ってたんだけど、確かにヒロは狐顔だけど、ちょっと違ってたんだよね~。お稲荷さんみたいに上品な顔じゃないっていうか(失礼)

でも、平等院に行ったときに、ついに見つけたー
そ・れ・は、

鬼瓦

そう、鳳凰堂や色んなところのの屋根にある、魔よけの一種かなぁ、鬼の形相をした瓦のこと。鬼瓦っていうか、人面瓦みたい(笑)
あれがヒロそっくりなの

「ヒロ!ヒロ!鬼瓦!ヒロそっくり!

ヒロはがっくりと肩を落として、
「俺、昔から母ちゃんに怒られると、『鬼瓦んごた面しちかっ』って言ってたんだ。母ちゃんの顔、怒ると鬼瓦みたいになるとよ。
なのに、俺が鬼瓦って言われるなんて・・・

「そりゃー仕方ないよ。親子だもん。似るって

私があははと笑い飛ばすと、ヒロはまた

「うっしゃーつたっ

と鬼瓦になっていた(笑)

今日のディナーは、京都駅の近くにある居酒屋で
おいしかったけど、ヒロはやはり昨日祇園で食べた豆腐が忘れられないらしい。
京都駅に戻ってきて、改めて駅ビルを見渡すと・・・・

「京都駅ってさぁ、でっかいよね」
「うん・・・」

実は私たち、初日に大阪からJRで来たのだが、ホテルが京都駅の裏だったので、駅ビルは見てなかった。京都駅の裏はそんなに大きな建物もないし、駅ビルも見えないの。駅裏なので地味~な雰囲気でコインロッカーや駐輪場があるだけ。
ヒロは「京都は住みやすそうだね」
なんて言っていた。
しかし!!
京都は都会!京都駅はでっかい!駅ビルはかっこいい!!
一度京都駅に行ったことがある人ならわかると思う。東京でも大阪でも、あんなかっこいい駅ビルってなかなかないと思う。私、京都2回目なのに、気づかなかった・・・(京都府の皆様、ごめんなさい)
しかも、駅ビルはいると左右に階段状になってるの。その右の階段は岩田屋なんだけど、1Fから最上階までエスカレーターがすべて一続き!1Fから最上階が見えるんだもん。すごいなぁ、かっこいいなぁ、とヒロと二人田舎者丸出しで上ばっかり見ていた。

ホテルに帰ると、地下のバーでヒロと一杯
いよいよ疲れもたまってきたけど、明日で最後。気合入れて回れるところまでお寺巡りしようね、と乾杯

京都旅行

2006-10-21 18:08:33 | トカゲ&カエル旅行記
去年の旅行は沖縄だったので、今年は京都にした
まだまだ汗ばむ9月の終わり、私とヒロは伊丹空港へ降り立った

「着いたねー!!」

私は京都は2回目。ヒロは初めて。
せっかく大阪へ来たので、城好きのヒロのために、まずは大阪城へ!
実は私たち、大阪城をナメていた
だって・・・日本三大名城に入ってないから。私たち熊本人が誇る熊本城は日本三大名城の一つ。敵の侵入を防ぐための特殊な作りになっている石垣、武者返しは有名。それに、大阪城は街のど真ん中に城がボン!とあるだけだよ、と誰かに聞いてたから…(大阪府民の皆様、ごめんなさい!)

しかし!!私とヒロは大阪城を見て唖然!!広い城内、立派なお堀。石垣を形成する石も熊本城のそれとは一つ一つの大きさが全然違う!もちろん熊本城のような武者返しはないけど、天下統一を成し遂げたかの豊臣秀吉城を囲むに相応しく、聳え立つ石垣には二人とも開いた口が塞がらなかった。それから天守閣も綺麗なグリーンの屋根で、やっぱり立派。
イメージと大きなギャップ&歩くのに疲れた二人は大阪城を眺めながら、休憩してたこ焼きを頬張った。
が、あまりの熱さに、私は10分ほど口を開けることも動かすこともできずにわんわん泣いた(笑)

天守閣内の展示物と天守閣からの眺めを思い切り堪能した私たちは、いざ京都へ!!まずはホテルへチェックイン。

もう夕方近かったけど、ギリギリ間に合うかもってことで電車に乗って清水寺へ
でも下車した駅からは清水寺はかなり遠い!雑誌に書いてあった駅で下車したのにぃ!
あとでわかったのだけど、京都巡りは行き先バスでした方が絶対いい!行き先が書いてあるバスに乗ればあとはすぐ近くまで行くんだもん。早く気づけってね

結局電車降りたあとはタクシーで二寧坂まで行き、やっと清水寺へ到着!ちょうど夕日に照らされた清水の舞台。クレーン車もない大昔によくこんな高い舞台を作ったなぁ…なんて呟くと、

「昔の人はヒマだったんだよ」とヒロ。
いや、そりゃそうかもしれないけどさぁそれを言っちゃおしまいでしょっ。

「京都のお寺はでっかいなぁ
「でっかいなぁ

薄暗くなった二寧坂を降りて、関西版ドラえもんを探せ!!
実は私たち、ご当地ドラえもんを集めるのに凝っている。今回も、京都版…できれば関西版全部集めたいところ。いろんな店を探して種類あるだけ買いまくった。キティちゃんはどこにでもある。なのにドラえもんは探さないとあんまりないの。まぁ探すのも楽しかったりするんだけど。でも熊本人なのに熊本版はまだ見つかってない…(涙)

その後歩いて歩いて、祇園まで出た。舞妓さんに会えるかなぁと思ったけど、時間がずれたのか一人も会えなかった。
お腹も空いたし、ちょうど祇園で雰囲気良さそうな居酒屋を見つけたので一日目のディナーはここで
三種類のお豆腐はうまかったぁー!!豆腐だけでこんなにおいしいなんて!豆腐と塩だけでこんなに甘みが出るなんて!

「うっま~い
ヒロと二人唸ってしまった。

ホテルに帰ったときは二人とももうへとへと&ふらふら
ふと、ヒロの顔を見ると…

「ヒロっ!顔から毒がなくなってるっ!!

元々爬虫類系顔のヒロ。いつも毒ヘビを思わせるヒロの顔から、今はあまりの疲労ですっかり毒気がなくなっていた

「なんかサビの効いてないお寿司みたいっ(笑)」

「うっしゃーつたっ
「しかも、ちょっと時間が経って干からびた寿司」

「うっしゃーつたっ
頭を叩かれた…

明日も一日お寺巡りするぞ~

沖縄最終日

2006-10-19 10:52:34 | トカゲ&カエル旅行記
最終日みんなへのお土産をたくさん買った。ヒロはお気に入りの泡盛が見つかったみたいで大喜びしてた

日差しが強すぎて二人とも溶けそうだった沖縄の人はいつもこんな日差しを浴びて倒れないのか!

最後に、「公設市場で青や黄色の魚を食べたい!」とわがまま言うと
ヒロは「え~まずそう」と気が進まないようだったけど、どうしてもと私が言うので渋々ついてきた
公設市場は先に予算や食べたい魚を決め、市場でお金を払う。そして2階の食堂へ上がり、調理してもらうのだ。この時食べたのは赤と黄色のシマシマが色鮮やかなシマハタの味噌汁、それからハリセンボンのからあげ。海ブドウ。オリオンビール!味噌汁に赤と黄色の皮がプカプカ浮いてるのはなんともグロテスクだったけど、食べてみてびっくり!

「うまい!!今回はナオの勝ち!!」とわがままを言った私に拍手

空港へ向かうときはもう終わっちゃうんだ~と本当に寂しかったけど、また絶対来ようねって約束したとても楽しいヒロとの初旅行でした!


沖縄三日目

2006-10-19 10:43:12 | トカゲ&カエル旅行記
3日目ホテルをでる前にひと泳ぎ。
この日はすっごく天気がよくて青い海が陽の光を反射してブルーのビーズをひっくり返したみたいだった。
ちょっと曇って荒れた海、浅くて澄んだ穏やかな海、じりじり照りつける中の深い青い海、沖縄の海の3つの顔を見ることができた。
砂浜の近くの浅瀬は澄んだ穏やかな海、じりじり照りつける中の深い青い海、沖縄の海の3つの顔を見ることができた。砂浜の近くの浅瀬は澄んだアクアブルーで、それからだんだん沖になるにつれ深いコバルトブルーになるあのグラデーションが好き

お昼は沖縄県魚のぐるくんのムニエルを食べた
ペイントしたの!?っていうぐらい見事な赤と黒のツートンカラーにびっくり!でも普通の白身魚でおいしかった

午後からは那覇市内の都ホテルにチェックイン

荷物を置くと首里城に行った。ヒロはお城が大好き日本ではない、どちらかというと中国の文化の影響を受けた色彩の首里城。日本各地に残る、いわゆる要塞としての役目を果たした城に比べて、装飾の鮮やかさが日本のそれとは役目が違う、とかなんとかぶつぶつとヒロ。お城を全国制覇したいねと二人で話した。まわったところのお城の写真や入場券、パンフなどを集めてファイリングしていこうね、って約束した

「ねぇ、ヒロ」
「んー?」

「ヒロってさぁ、シーサーに似てるよね?」
「そう?」

「うん、あのイーってした鬼みたいな顔が(笑)」
「うっしゃーつたっ

そうは言ったものの、本人もまんざらではない様子。
ついには「似てるかなぁ?似てるかなぁ?
とシーサーと自分を見比べていた。
うん、ヒロは鬼系のキャラクターだな。

国際通りは現地の学生なんかも多くて、私たちはいかにも観光客(当たり前か)
ヒロは色が白いのでなんか…一人北国からやってきたみたい(笑)
国際通りに沢山あった古酒屋はどこでも試飲をさせてくれるので、酒好きのヒロはお気に入りの泡盛を探すのに必死!!
夜は国際通りの居酒屋へ行った。初めて青い魚、イラブチャーのお刺身を食べた。こっちの鯖なんかの青魚と違い、本当に絵の具で塗ったような青!でも中身は普通の魚だった(当たり前か?)刺身としてはちょっとクセがあったかな

沖縄旅行ももう後半。急に二人で寂しくなって、「行きの飛行機に戻りた~い」と嘆いた


沖縄二日目

2006-10-19 10:34:57 | トカゲ&カエル旅行記
2日目朝からダイビングをした(これもヒロは初体験!)台風あとでちょっと濁ってたのが残念。ニモにも会えなかったちょっと潮が引いてて浅瀬になり、さらに澄んだアクアブルーとなった海に感動してヒロと泳ぎに行った。晴れた海はどこまでもどこまでも青くて、やがて空と一つになり、私たちを照らした午後からは美ら海水族館へ。でっかいジンベイザメに会った。お土産コーナーでヒロにそっくりのクジラのぬいぐるみを発見!しばらく笑い転げたあと、迷わず買っちゃった。
この日の夜もまた北谷町に行って、居酒屋で沖縄料理を食べた。初めてカエルのカラアゲを食べた
(共食い?)明日にはアリビラともさよならかぁ。。




沖縄旅行

2006-10-19 10:30:39 | トカゲ&カエル旅行記
付き合い始めて最初の夏が終わろうという頃に、二人で沖縄旅行に行った私は3回目。ヒロは初めての沖縄!
沖縄空港に着いたときはちょうど台風が去った後曇っててちょっと心配したけど、雨は降らなかった。泊まったのは読谷村にあるホテル日航アリビラ!アジアンな雰囲気がお気に入りの私推薦のリゾートホテルフロントから中庭を抜けるとプールがあって眼下には一面青い海が広がっている。やっぱり沖縄と言えば海!ってことで夕方ホテルに着いてから泳ぎまくった。ちょっと海は荒れてたかな。夜は北谷町をぶらぶらして、地元の人が多くいた普通の定食屋でミミガチャンプルを食べた。(ヒロいわく、地元の人が行く店がうまいんだ!という理由から)観覧車にも乗ったよ。
ホテルに戻ってからちょっとバーで一杯一日目はあっという間に過ぎて行った