Quelque chose?

医療と向き合いながら、毎日少しずつ何かを。

相模大野で「メタボ&ロコモ予防講座」

2019-01-27 | 医学・医療・健康
今日は久しぶりに相模大野へ。

一般の方向け「メタボ&ロコモ予防講座」に、講師として参加してまいりました。

今回は、我々がやっている講座シリーズの中でも初めて、

地元・メガロス相模大野とのコラボとして開催されたものです。



本日、まずは集まった方から順に、参加者の皆様の体力や体組成を測定。

改めて開講のご挨拶とご説明の後、

・メタボとロコモの関連について(総論)
  ・・・私はここを担当。最後に付け足したスライドに誤字があり大変失礼しました!!(恥))

・メタボ&ロコモを予防するための食事

・メタボ&ロコモを予防するための運動

の各ミニ講義(+実技)。

そして、なんと今回はメガロス相模大野のおトクな利用券(10回分)がついており、今日からでも早速、実際に各自で筋トレや有酸素運動に取り組んでいただける!!

という企画。

講座終了後、参加者の皆様の表情は、やる気スイッチが入った!という感じでした。

2ヶ月後に成果を測定しますので、皆様それぞれのペースでぜひ頑張って下さい。


最近、医療費抑制の議論をする中で、「予防医療」を強調しすぎることは、不健康を自己責任とし、病を持つ人の差別につながるのではないかという論評があるようです。
もちろん、生活習慣病と言われる疾患群は生活習慣の他に遺伝や環境に関する因子も発症に関わっていますので、「食事と運動」だけですべてが解決するものではなく、また食事や運動の改善ができなくてもそれを非難することは間違っていると思います。そこは確認すべきですね。

ただ、不健康な食事、不活発、喫煙など、明らかに動脈硬化や運動器疾患につながると考えられる生活習慣は、やはり見直していけたらいいなと思います。


今回は初回ということもあって参加者が少なめでしたが、今後またやるかも!?です。

(・・・私も、他の先生方の講義やお話を聞きながら、まずい自分も筋トレせねば!!と思った次第でした。)