なかなか

　今日は体調が悪い。舌にできものができて、そのポツポツとしたものが歯と摩擦してしゃべることもままならない。胃腸が弱ってるのかな。最近毎日セブンイレブンの「濃厚あずきバー」というアイスを食べていたせいかもしれない。この頃のお気に入りなのでダンナが飲み会の帰りにいつも買ってくる。

　そして昨日から喉が痛くなって、今日本格的に風邪を引いてしまった。鼻も詰まっているし。明日の授業は休みにしようかな。みんなにうつしたらいけないから。

　ダンナはここ一ヶ月ぐらいで５キロ痩せた。夜食禁止、ご飯おかわり禁止、後はお野菜とお魚メインの献立でここまでできた。おかずはそれほど質素ではなく、品数を増やし、生野菜のサラダを大量に食べている。みんなうさぎみたい。
　　

娘が書いた文字

　娘がなんと字を書いた。それも韓国語を。「牛乳（ウユ）」、「子ども（アイ）」という意味だけど、こうやって見てると韓国語って記号みたい。娘曰く、「ウ」は足が一本、「ユ」は足が二本だから覚えやすいとか。

せっせと働こう

　今日新たに仕事を受注。母がいるうちに子守してもらってせっせと働こう。母の向こうでの生活費も稼がなくっちゃ。

　そしてもう一つ欲しい物がある。ノートパソコンを来年の春休みまでに買いたいのだ。春休みになったら子どもたちを連れて韓国に行くけど、パソコンがないとやっぱり物足りない。一種の依存症や。遊びに行くのでもちろん仕事はしないけど、それでもネットが繋がらない環境にいるとなんだか淋しい。ネットはわたしの趣味の一つでもあるから。

　しかも、もう一台持ってた方が翻訳してる最中にＰＣのトラブルが発生したとしても「納品できません」ってことにならない。ＰＣが壊れたからと言っても通用しないし、せっかくの信頼関係を壊してしまう。

　中古を物色してみたけど、わたしのほしいものとなるとどうしても10数万する。店頭販売の展示品は新品でも安いけど、そういうのは液晶の寿命が短いらしい。

　安い物は必ず何かがあるので安すぎてもいけない。翻訳と一緒。いいものを買いたいならそれなりの代価を払わないとね。

バッドニュース

　昨日入管から手紙が届いた。先月母の期間延長の申請をしたので連絡を待っていたら手紙が来ちゃった。許可が下りるなら普通はがきが来るのに、手紙が来たのでもうダメだって分かった。

　家事育児の補助と娘家族との同居が今回の期間延長の理由だったけど、「延長を認められる事情がありません」とのことで、母は来月２０日の帰国を余儀なくされた。

　娘の家族と一緒に暮らすのがなぜいけないのか、国際結婚のデメリットはまさにこれだ。当初母を一人にできなくて、結婚すると決めるまで何回もダンナと別れようとしたのだ。ダンナが「お母さんは引き取る」と何回も言ってくれたので結婚することになったけど、法律が母とわたしを引き離してしまう。一回の来日で三ヶ月しか滞在できないし、期間延長もしてくれないんだから、これからは年に三ヶ月間しか一緒にいられない。今後はわたしが母に会いに行く。

　母は孫たちと離れるのが何より悲しいみたい。でもどうしようもない。

　昨日から定期的に翻訳の仕事が入るようになったのに、母が帰国したらできそうにない。しかもダンナから「仕事よりも、子どもたちに言葉を教えろ。お母さん（わたしの母）とちゃんと言葉が通じるようにね」と、なるべく子どもたちと遊ぶように命じられた。これじゃダンナに子育てを協力してもらってわたしが翻訳するっていうわけにもいかないな。

　あ～ブランクをつけたくないのに、本当に困った。

　

裁判の傍聴

　今日は久しぶりに裁判の傍聴に行って来た。裁判所からは暫く依頼が来ていない。ある時期は月に一回のペースで呼ばれていたのに、２番目の子を妊娠したきっかけで通訳業務をストップしてしまった。そろそろ法廷通訳の仕事も始めたいものだけど、呼ばれない限りどうしようもない。

　今日はひったくりの窃盗事件の公判を聞いた。外国人じゃなかったので通訳さんはついていなかったけど、あくまでもイメージトレーニング。公判の流れを知ることといくつかの法律用語の復習。

　もう一件の傷害事件も聞きたかったけど、法廷の入り口のところに髪を金髪に染め、スーツを着こなし、体がわたしの二倍ぐらいの、ボディーガードのようなおじさまが６人ぐらいいたので傍聴はやめた。なんだか怖いな。もしかしてや○ざ？

　公判の傍聴を通じてもちろん言葉の勉強もできるけど、なんか人生の勉強でもあるような気がする。間違ったことをして自分だけでなく、家族にどれほどつらい思いをさせてしまうのか、本当に心が痛くなる。過ちを犯してしまった後はいくら後悔しても、そのせいで失った友情、家族愛、信頼、社会的地位はもう二度と手に入れられないのだ。