亜也(そろそろ寒い季節になるあたしも思いっきり走って体を温めたい。でも、また少し、歩きにくくなった・・・・・)
弟弘樹にイメージトレーニングの亜也。
周りの人間の好奇の目....
亜也(思いっ切り走る事はできなくなったけど、ゆっくりとしか歩けないけど、それでもあたしにもやれる事がきっとあるはず)
前向きにリハビリの亜也・・・・
潮香「もしかしたら、このまま治るんじゃないかって…」
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亜也の日記“お弁当の時お茶を飲んだら少しむせた”
不安な表情の水野。
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成り行きで店番をする事になった亜也。
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遥斗と亜也、ええカンジだな
亜也「人使い荒くない?あたし、体不自由がなんだよ」
遥斗「いばんなよ」
亜也「別にいばっってないけど」
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亜也の噂はだんだんと広まっていく(いた・・・)
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水野、亜也の嚥下(えんげ)障害に不安とあせりを...
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バスに乗り遅れそうになる亜也、障害者手帳を見せる
運転手「半額の120円になります」
乗客ら彼女をみつめている....
席を譲ってくれる女性、同情・・・
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弟弘樹は、サッカーの試合メンバーに選ばれる。
つい、姉にサッカーを教えてもらったと仲間に話す弘樹。
それを、遠目で見ているヤツが...
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弘樹「あのさあ、試合の応援無理してこなくていいからね…」
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<新しくスーパーの取引がふえた事を話す潮香と端生>
端生「…スーパーのオーナーさんな亜也のクラスメートの親御さんなんだよ」
潮香「そうなのぉ?」
端生「最初は渋ってたんだけど、亜也の事知って、おいてくれるって...」
潮香「じゃあ、亜也に感謝しなくちゃね」
端生「お・い、お前何とも思わないのか?」
潮香「なにが?」
端生「だから、だからさ・・・純粋な気持ちでウチの豆腐を置いてやろうって訳じゃないわけだろ?」
潮香「同情だってこと?もしそうだとしても、同情ってそんなに悪い事かな。
端生「えっ」
潮香「同情って人の悲しみや苦しさを自分の事と同じように思う事でしょ。」
端生「あぁ」
潮香「きっと亜也、病気になって今、いろんな人の視線を感じてると思うの。偏見や差別の視線に負けないでほしい。乗り越えてほしい。でもね中には、本当の思いやりを持った視線もあると思うの。それは、ちゃあんと分かる子でいてほしい・・・。難しい事かも知れないけどね」
じっと聞いている、端生。
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端生「大丈夫だよ、オレとお前の子供だぞ、きっと乗り越えてくれるし、人の気持ちも分かる子だよ。」
端生「オレってちっちぇなぁ、ホッント…、オレもがんばんなきゃな、亜也に負けてらんねぇしよ。」
潮香「そういうこと。」
端生「ああ」
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姉妹で買い物。の所を弘樹のサッカーのメンバーに見られてしまう・・・
弘樹は、姉にサッカーを教わった事を「ちゃんと歩けないのに教えられるわけない」と嘘つき呼ばわりされてしまう。。それを目撃する遥斗。
..
弘樹・・・・・試合来なくていい・・・
メンバーに捨てられたボールを届けに来た遥斗。
遥斗「…大事にしろよ、ボールも姉ちゃんも。」
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亜湖弘樹のサッカークラブへ忘れ物を…
メンバー山下(弘樹が試合のメンバーに選ばれたのでもれてしまった)
山下「あれぇ、こっちの姉ちゃんはちゃんと歩けるんだぁ。」
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山下「…もうひとりのねえちゃんサッカーおしえるの無理だって、ちゃんと歩けねえんだぜぇ。…」
黙ってる弘樹
山下「姉ちゃんにサッカー教えてもらうより、歩き方教えてやったほうがいいんじゃねえのか?!」
山下を突き飛ばす亜湖
亜湖「あんんたなんか、スポーツする資格がない!!」
「何でだまってんの!…あんな風に言われて腹立たないの?何で言い返さないのよ!!」
弘樹「だってしょうがないじゃん!」
亜湖「しょうがない?!何がしょうがないのよ。あんた亜也姉ェの事、カッコ悪いとかはずかしいとか、思ってんの?」
目をそらす弘樹…家に連れて帰る
亜湖「あいつも最低だけど、あんたはもっと最低だよ。
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亜湖「何が恥ずかしいの?亜也姉ェの何が恥ずかしいの!?」
「亜也姉はすごいじゃん…毎日がんばってリハビリして、あんなに明るくて、もし、あたしが亜也姉ェみたいな病気になったら、あんな風に外に出る勇気はないよ。ジロジロみられたり、変な事言われたらあんな風に笑ってられないよ。あたし初めて亜也姉ェっってすごいってホントそう思った。」
亜湖、サッカーのユニフォームを持ってきて、
亜湖「これ亜也姉ェがつけたんだよ、…このネーム縫いつける事がどんなに大変だったか、あんた、わかるぅっ?」
「何時間もかけてつけたんだよ、寝る時間削ってつけたんだよ。ヒロ、あんたここまでできる!?亜也姉ェのためにこんなに一生懸命になれる?」
「なんで亜也姉ェの事恥ずかしいなんて思うのよ!そんな風に思ってるあんたの方がよっぽど恥ずかしい!」
涙の弘樹、亜湖泣き崩れる
端生「弘樹。亜湖の言ってる事分かるよな、お前」
うなずく弘樹、
端生「今お前のここ痛てぇよな」
弘樹の胸をグーで押し当てる端生。
弘樹、頷きながら「ゴメンサナイ」
端生「よし、それでこそオレの子だ」
外に出て泣き出す亜也
●熱い涙が.....
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亜也<試合の応援に行けなくなったと話す>
でも、みんな気づいてた、ね
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亜也「明日も手伝うから・・」
遥斗「…サッカーの試合だろ?」
亜也「…行かない事にした。」
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「あたしはね、周りからどんな目で見られても平気。でもヒロの気持ちまでは考えてなかった…辛かったろうな・・・優しい子だから・・最低のお姉ちゃんだよね」
遥斗「なら行けば?お前の弟、…後悔してんじゃない?ホントは来てほしいって思ってっても言えないだろうし・・、男ってのは繊細だからさ。。。。。」
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●顕微鏡の悪戯はちょっと笑えたなぁ、みなさん、よい子は真似しちゃだめですよ
試合当日<池内弘樹デビュー戦 ご招侍券>(さむらい??)
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メンバーに亜也を紹介する弘樹
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心ない視線に傷つく事もあるけれど、
同じくらいに優しい視線がある事が分かった
だから 私は絶対に逃げたりはしない
そうすれば きっといつか
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●嚥下(えんげ)ですがATOK17標準辞書では、変換されません。(“えんか”では変換しました)普通は、“えんげ”と言う方が多いと思うのですが…ちなみにIME200ではしっかり変換できましたよ
フジテレビ 20051115放送 公式HP
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