ジャッセル四方山日記

ジャッセル社長、村松廣義の見聞&日々の思いなどを綴っていきます。

結婚式で太鼓判

2007-10-31 17:37:24 | 仕事のこと
10月27日(土)
そう。あの「韋駄天台風」が日本列島に奇襲攻撃をかけてきた、
そんなとんでもない天候の日。

甥っ子である結婚式に実は参列。



親族なもんで、
午後1時半からずーっと談露館という甲府市内にあるホテルにスタンバイ。

暇だったんで、ブララ・・・と受付に言ってみると、
「あれ??みたことがあるんだけど・・・

そう!
太鼓判!じゃあ、あ~りませんか。

その名も
ゴール印 



平林臼太鼓工房の秋山さんも披露宴に列席。
というのも、新郎の父上、秋山さんのNPOの一員だったりするわけで、
何かと太鼓判等のことも一緒に動いてくれてたりする。

ま、昔っからよーく知ってる同志ということなのだ。

まずは、ご挨拶。

しっかり、ゴール印の親展と太鼓判のこと、現在の状況などを絡めてお話。

やっぱり、話しなれてる・・・
堂々としてて、130人くらいの宴会だったんだけど、
上手だな・・・と感心しきり。



秋山さんの率いる太鼓チームの人たちによる、
演奏会。



うるさい!と思うかな?と思ったんだけど、
実はぜんぜんうるさいという感じがしない。
反対に腹の底にまで響き渡るというか、
ズンズンと、心に染み入る不思議な感覚に襲われた。

うちの母親などは、
あの太鼓の演奏会が秋山さんのところがやったってことがわからなかったそうな。

じゃあ、誰??
そう、あれは披露宴の演出のひとつで、
式場の従業員による「太鼓ショー」だとばかり思っていたそうだ。(今日知った)

それくらい、上手でよかったってことなんだよね。

「かみ頼み」

2007-10-26 17:09:30 | 仕事のこと
さて、ここのところ「太鼓判」の話が多いのだが、

この間、昇仙峡ロープウェイさんから新しいデータと資料が送られてきたので、ちょっと紹介をば。(笑)



現在、色紙くらいの大きさのこの紙に、こーんな感じで太鼓判を押していただいているそうだ。



太鼓判というのは、平林臼太鼓工房が作り出した判子のこと。先日、ローカルテレビで生中継した。



種類も豊富。



ここからが、新商品!!
「かみ頼み」
かみ=神と紙。そう、いわゆる「掛詞」ってわけだ。

よーく見てもらいたい。
この「きざみのり」のようなものを。

さて、これはなーんだ?というと。

紙幣!!

もう使われなくなった1万円札とか5千円札とか千円札などの紙幣を裁断して、和紙に混ぜ込んでできた紙なのだ。



で、使い方は。
宝くじを「かみ頼み」の封筒の中に入れて、「太鼓判」の「大当たり」という紙をそっといれて、神棚とか秘密の場所に入れて・・・ニンマリする!!

なーんか、これだけでも「ご利益」があったような気がしてくるっていうんだから、不思議。。。

秘密だけど、
オレも実は「かみ頼み」の中に・・・ムフフッ

宝くじが一番思い浮かぶけど、受験生のいるところでは、受験番号を入れて「合格」という太鼓判を押して、「かみ頼み」の封筒に入れて保管しておくとか、「大好きな人と結婚できますように」という願を自分でかけた紙を「かみ頼み」の封筒に入れて「結婚」「寿」という太鼓判を押して見るとか・・・アレンジは自由自在。アイデアしだいでどうにでもなる「かみ頼み」。

ちょっと面白い商品かも。

現在は、昇仙峡ロープウェイの売店で売っています。

太鼓判の由来

2007-10-25 18:19:25 | 仕事のこと
武田信玄が日本で始めて流通させた金貨。
それが甲斐の国の通貨「甲州金」。

甲州金は純金に近く金としても価値が高く、
やわらかい為、削り取られない工夫が必要だった。

信玄公は、金貨の縁に太鼓の皮をぐるりと止めた鋲(びょう)の形をデザインさせ、
縁が変形した金貨は使えないようにした。



本物の甲州金は真正面から見ると、太鼓の形に見える小判なので、
これを「太鼓判」と名付けた。

つまり、太鼓判とは武田信玄の甲州金に由来している。


by:昇仙峡ロープウェイの資料より。

おー、このレプリカだと周りの模様がきれいなので、
なんかのデザイン?と思っていたが、
全体をぐるりと見て・・・だったんだ。

でも、でも、でも・・・
好奇心が沸いてきて、
なんか根拠がないとね。

で、調べるのよ。
職業柄ってやつで。

yahoo 辞書をつかって「太鼓判」を検索してみた。

1 太鼓のように大きな印判。転じて、確実であるという保証。
2 江戸時代以前につくられた甲州金の一。表面外周の装飾が太鼓の皮留めの装飾に似ているところからいう。
 出典:大辞泉


おー、「大辞泉」という辞書にも甲州金のひとつだったんだ。

ちなみに、甲州金について詳しいことはこちらで見てみてください。
なんか、歴史学者になった気分だよ。。。

紅葉初め

2007-10-21 18:18:27 | Weblog
いよいよ、山梨県の南アルプス市にも
紅葉がちらほらとみかけられるようになった。

地名にもあるように、
南アルプス連峰を持つので、
さぞかし、山??と思われるだろうが・・・(汗)

ここは、どちらかと言うと甲府盆地の・・・
甲府かぁ・・・
甲府よりはちょいと上の方か・・・

ま、メッチャ山の中ではなく、
里、町に近いところ。





だから、
紅葉もまだまだこんな感じだったりするわけだ。

富士山5合目は紅葉が見ごろになったみたいだけどね。
先日行われてた「八ヶ岳ロードレース」の開催地である、
八ヶ岳あたりも、見ごろ。

さて、昇仙峡は??

やっぱり、ぼちぼち紅葉が始まりだしたとの連絡をもらった。
山梨の紅葉というと、昇仙峡はあまりにも有名だからね。

南アルプスもキャンプ場があったりするし、
観光農園もあって、楽しめる場所もある。

ほんと
良いシーズンを迎える山梨ですわ。

でも、こんな近くて素敵な場所がいっぱいある山梨なのに。
もっとたくさんの人がきてくれるといいんだけどな
と黄色に色づいた銀杏並木を見つつ、物思いにふける。

一分金と太鼓判

2007-10-12 16:47:56 | 仕事のこと
さて、今日も従業員が撮ってきた臼太鼓工房での話。

取材でバチバチと、撮ってきたときに、
昇仙峡ロープウェイの副社長から、「いいもの見せてあげる」と言われて、
おもむろにテーブルの上にあった桐の箱を取り出して、
開けてみたら、


これ!
「甲州金」を再現してみたそうだ。

山梨は武田信玄のころから、金の採掘が有名で、
県内にたくさん金山の採掘場があったそうだ。
黒川金山とか丹波山金山、湯の奥金山など・・・

この「甲州金」は一分金という。

でも、よーくこの形を見ていただきたい。
なんか、学生服の金ボタンのような・・・
確かに確かに。
「山田君、座布団1枚!」と円楽師匠(今は歌丸師匠か?)のお声が聞こえてきそうだが。(爆)

冗談はさておき。

確かに金ボタンもいいのだが、
ココは太鼓判を売っている臼太鼓工房。
・・・・・
よーく周りをみると
太鼓だらけ。
その太鼓をまたさらによーくみると・・・
太鼓の皮を止めてある鋲・・・
似てなくない??この甲州金の形と、太鼓の皮を止めている鋲と。



そう。
信玄がこの太鼓の鋲とこの一分金が似てるって所から「太鼓判」っていうようになったって言う説があるんだな。。。

だから、この一分金って言うのも「太鼓判」っていうらしい。
ここにあるってことは・・・
何か大きな太鼓判と関係あり??なの?副社長ぉぉぉ~

取材が来た~従業員が飛ぶ

2007-10-10 21:52:18 | 仕事のこと
うちの従業員が使っているパソコンのディスプレイの電源が落ちない。

電源部分が固まっちゃっているようだ。

しかし、デルのディスプレイは、どうやってもパコッ!って外れない。

誰かが言ってたが、
デルのパソコンは「組細工」のようだと。

箱根の寄木作りは、木を組み合わせてキレイにはめ合わせてある。
あの要領と同じことがデルのパソコンだというのだ。
やたらネジで止めるような作りではなく、
「一体どこから開くの?」と悩むような、
パズルのような構造。

で、イラッとしながらディスプレイの外枠と格闘していると、携帯電話が鳴った。
昇仙峡ロープウェイの鈴木さんからだった。

どうやら、また取材が来ているらしい。

「昇仙峡じゃあ・・・」

と思っていると、臼太鼓工房(南アルプス市)のショップにNHKの取材班が来ているのだという。

「あー、でも、ディスプレイの修理もあるしな・・・」と思っていると、

「いいなぁ・・・鈴木さん」

と一人つぶやく従業員。

「え?オマエああいう騒いでるとこ好きなの?」

「うん、私好きだよ。人のいるとこ」と目がキラキラ・・・

ということで、急遽従業員が臼太鼓工房へ。



到着するとすでに打合わせが始まっていたそうだ。

なんでも、今日の夕方6時半ころの生中継ということだった。



原稿を見ながら、太鼓判について語る秋山さん。
白と黒のラガーシャツを着ている人が、カメラマンさんでこの人が本日の中継者(メインキャスター)である。



6時半過ぎの中継だっていうのに、何度も何度も確認して歩く。後ろには音声さんやらADさんやら。6人くらいいたかな?

いつも取材する側だから、取られてるっていうのはどんなもんだろう??緊張?してるかな(笑)



鈴木さんが
「面白いもの見せてあげる」と言って見せてくれた。
これ「甲州金」というらしい。「一分銭」とかでコレを太鼓判と言って・・・という学説がどうやらあるらしい。(さてどこの文献なのか?あとで探すとして・・・と従業員がいっていた)



さて、こちらは太鼓判に判じゃなくって、
ハンコを彫っている彫師さん。
市川三郷町(旧六郷町)からこの取材のために、
やってきたそうだ。



今、彫っているのが「山梨園芸高校」というもの。
もともと印鑑を作っているので、手馴れた手つきでコンコン・・・と作業をしつつ、インタビューに答えている。すごい・・・

従業員、高校時代に書道の時間で印鑑を彫ったことがあったので、
NHKの人がいなくなった後、さりげなく「印鑑」について話したそうな。
すると、太鼓判を彫ってた人が、ポケットからおもむろに印鑑を取り出して、「ボクの本業はこっちだからね」と言ってたそうだ。

「手彫りなんですか?」
と尋ねると、「そうだよ」

しばらく、印鑑彫談義に花が咲いたようだ。(何やってんだか!)



こんな太鼓判などいろいろと・・・現在は10種類とか。

実際、これらにお目にかかれるのは、昇仙峡ロープウェイ
これからちょうど紅葉の季節になるので、
是非、山梨「昇仙峡」へ!!(コマーシャル



そういえば、昨日団体さん17名が昇仙峡ロープウェイの来たのだが、
その中に外人さんがいたらしく、この太鼓判を押したら大変喜んでいたそうだ。
やっぱり、ハンコは外人さんウケが良いらしい。



小学生の太鼓演奏隊も学校から帰ってきてから、急いでショップへ駆けつけてくれて、リハーサル。
子供でも太鼓の演奏はすごい。間近で見た従業員は余りの迫力にしばし呆然として、写真を撮ることを忘れてたらしい(オイオイ、違うだろ)

でもね、ほんの10秒とか20秒程度しか演奏しないんだって。
テレビってこくよね・・・



夕方5時半を回り、あと1時間。
子供達は、演奏の最終チェックのため、指導員の下に集合。
秋山さんとNHKのカメラマンさんも打合わせ。

本番はテレビの前で見るとするか・・・で、従業員は帰ってきたそうな。

ただね。。。
この放送がね、NHKなんだけどね。
「山梨」だったってところがね、残念だったわけで。

ま、町おこし。がんばる企業ってことで、たとえローカル放送局でもいいじゃないか!これからだよ!これから・・・

そういえば、
12ちゃんねるの「アド街っく天国」(土曜日 夜9時放送)の取材が、今日昇仙峡に来てたらしい。映れば良いな・・・(11/17 on air 予定 )

 山梨県増穂町平林 臼太鼓工房

 昇仙峡ロープウェイ

連鎖反応

2007-10-09 20:25:08 | 仕事のこと
先週から風邪を引いてしまい、未だに引きずっている・・・

2週間前にハードがイカレて、先週末にようやくバックアップ作業も終わってやれやれ・・・と思っていたら、もう一つのハードも怪しい動き。

3年も使うとこういうものはおかしくなるものか?と改めて思う。

仕事はデータが命だから、バックアップは2重3重にしておかないといけないから、一つでもアウトになっちゃうと、やっぱりヒヤヒヤ。
お陰でまたネット通販サイトでオーダーしないと・・・
あー出費がかさむ。
従業員が恐い・・・

平成お犬様おやつ事情

2007-10-02 15:53:12 | 仕事のこと
昨日は定休日のため、いつものように中央市にある「村松技研」に。

「村松技研」というのは、オレの兄貴が経営している会社なんだな。

兄貴も9月いっぱい装置の搬入、据付・設置で大騒ぎで、ようやく落ち着いた様子。昨日もまだ疲れを引きずっていて、「仕事にならん・・・」だって。

お昼を食べて、事務所でボーッとしていると、
兄貴が
「ちょっとひざが痛いから、ドラッグストアにいってテーピング買いに行くじゃん」といわれ、なぜかオレがドライバー・・・

ドラッグストアを物色していると、ペット用のおやつを発見。
最近のペット事情をば・・・と思い、しばしご観覧するオレ。



まー、以前にもまして、ペット用品が充実していること。え?犬が「スイートポテト」ですかあ・・・(汗)



なんで「ほねミルク」なの?カルシウム入りみたいだけど。一瞬「人間でもいいんじゃない??」と思ったのはオレだけか?


おやつですよ、で「チーズかい!!」
こちらもカルシウムを意識してまーすって感じだよね。犬にも骨粗しょう症があるんかいな・・・

そういえば、オレの好きな「さんまの蒲焼」なんか100円以下で買えるのにさ、ペット用の缶詰ってさ、舌平目とかマグロとか・・・500円とかしちゃうんだもんな・・・なんかさびしくなってくるよ。人間やめて犬になりてえ・・・

なんでも室内に飼っていると、ストレスとかで脱毛しちゃうペットも出てくる昨今。ペット用かつらがあるらしい。「え?ペットのアデラ●ス」とか「リー●21」とか??すんごいですねぇ・・・

こう考えてくると、そのうちペットの歯も歯肉炎だぁ、歯槽膿漏だぁ・・・で歯が抜けちゃってかわいそうだから・・・で「犬の入れ歯」なーんてもんがでてきちゃうかも。そうなると、犬(猫)の専門歯科技工士っていうのもでてきそうだな。

いや、それを行う犬(猫)の専門歯科医って言うのもありだよね・・・
と、ペット産業まだまだ成長し続けるような気がする。
これからはペット産業かぁ?

それにしても、うまそうだよな・・・おやつ。

夢・活力アタエ人

2007-10-01 15:59:21 | 仕事のこと
今度のHP制作は、製紙業。

市川三郷町というところは、もともと和紙の里として結構古くから栄えた町である。
ここの会社も、彼ですでに6代になるという古くから和紙とかかわってきた人なんだ。ただ近年は安い障子紙などの影響や、障子を張り替えるなんていうことをしなくなっちゃったり、そういう和室などない家が多くなっちゃったりで、年々需要が落ち込んでいるようなのだ。

だから、今回は一般ユーザー向けのネット販売もそうだけど、対企業向けの会社案内をきちんと作り上げて・・・の2本立て色の強いHPにしたいなと考えているわけ。



ちょっと暗いのでわかりにくいんだけど、
この写真の和紙が3社合同で特許をとった「糸入り和紙」
ここの5代目社長(現社長ね)が考案したらしい。
A4サイズでインクジェット対応という明らかにPCを意識してる商品なんだけど、
オレ、こういう使い方よりも、せっかくだからもっと別のものに利用できないかな?と思ってる。特にヨーロッパの人ってこういう天然素材とか和紙などの日本的文化、大好き!という人たちが多いように思うんだ。

でも、今までそういう表現をしてこなかった・・・
多くの人の目にとまらなかった・・・ただそれだけのことじゃないのかな?
なら、やっぱり良いものや売っていきたいもの、こんな技術も持ってるんだよ!っていうことを、HPで訴えていくべきなんじゃないのかな?って。

まだ、若社長と打ち合わせ段階なんだけど、じっくりコトコト・・・(どこぞのシチューのCMではない)策を練って、魅力あるHPを作っていきたい。

前にも言ったが、オレは元気の無い会社の依頼主さんが、少しずつでも明るくなって前を向いて元気になってくれればいいな・・・そういう依頼主さんの夢・活力作りカンパニー「ジャッセル 村松広義」でありたいと思う。