junpecoブログ

散歩日記、日々の思い、読書感想など、
画像(お絵描き絵など)も載せていきます。
ヨロシク~♪ v( ̄●● ̄)v

読書感想・・・(^^)

2005年08月15日 18時16分09秒 | 読書
「柔らかな頬」 (直木賞作品)

桐野夏生

面白かったのだが、何か釈然としないものが残る。それが何か?心に引っかかって仕方無いのだが、わからない。―――謎解きの犯人探しの問題じゃない。
・・・自分だけの気持ちの問題なのかもしれない。
―――わかった。(後日記入した)作者が、名前からと、文体から完全に男だと思い込んでいたが、女性だった。・・・プロフィールで見るとすごい美女だ。どうもここの認識のズレだったようだな、・・・あの違和感は。
内容は、―――幼女の失踪で、人々は、自分探しの旅に出る。話は面白く、よい。
詳しく書くと読む意味がなくなるので、書かない。「凍える牙」(乃南アサ)もそうだったが、
この前後から、「自分の生き方・・・」「個人のありかた」がテーマとなっている、サスペンスが
多いように思える。・・・特に、女性の主人公で。

ちょっくら、本の事でも。。。

2005年08月14日 14時12分39秒 | 読書
あまり書く事も無いので、以前読んだ本の感想文でも
ボチボチと載せてみようかな?



「OUT」  

作者 桐野夏生

生々しい場面をよくもあれだけリアルに書いたもんだ―――。それぞれの人たちの
生活、心情がこれもリアルだ。女性には「そうそう」という場面があるのでは?
主人公が、今ひとつわからない。『柔らかな頬』とほぼ同じ「想い」をもち、「自由」であろうと、孤独に、屹立して生きる。???この性格、心情は作者自身なのか。
しかし、それが、何故事件に関わりあわなければならないのか?必然性は見えないナ――。
――――強い意志、を感じる物だった。