岩手のファイナンシャルプランナー岩崎純のブログ

FP岩崎が日頃感じたことを書きたいと思います。

昨日の豪雨

2017-07-24 20:45:11 | 仕事
昨日、一昨日の岩手県、秋田県を襲った集中豪雨により被害に遭われた方につきまして心よりお見舞い申し上げます。

私も一昨日、仕事で秋田市に行っており、夜に国道46号を通り帰ってきましたが、もの凄い雨の降り方でした。

住宅浸水被害、農作物の被害の状況がこれから分かってくると思いますし、道路を分断されたことによる損害も生じると思います。


毎年、どこでも豪雨被害や台風被害がありえますので防災品の備え、火災保険の補償内容確認は必要と思います。

土砂崩れは「水災(水害)」項目で補償されますので、水災(水害)不担保の補償にしている人は、見直しが必要ではないか、保険金額は足りているか、証券確認をおすすめします。

更新型と全期型の保険料差

2017-07-14 21:24:20 | 仕事
掛捨て定期保険に30歳男性が「15年更新型で75歳まで加入」と「75歳までの全期型加入(更新なし)」加入した場合の保険料比較をしてみます。

加入保険会社:某生命保険
加入保険:保険金1000万円の掛捨て定期保険

【更新型で加入の場合】
30歳から45歳までの月保険料  2,560円
45歳から60歳までの月保険料  4,900円
60歳から75歳までの月保険料 15,290円
総払込保険料 約409万円(掛捨て)

【全期型で加入の場合】
30歳から75歳までの月保険料  3,870円(ずっと変わらず一定)
総払込保険料 約209万円(掛捨て)

保障内容は全く一緒なのに(同じ保険会社での比較)更新型にするか全期型にするかで、必要な掛捨て保険料が約2倍になります。


20代や30代という若いうちから将来・老後を見据えたプランに加入するだけで無駄を排除できるのです。


でもこの手の比較に「絶対」はありません。

「絶対お得です!」とは言い切れないのです。何故なら、最初の15年の間に万一があった場合は「更新型」が保険料ではお得になるからです。


その部分を理解しておけば、ほぼ、全期型の方に軍配が上がると思います。

胆沢ダム

2017-07-14 20:54:03 | 仕事
昨日、仕事で奥州市に行きました。

ついでに、と言うには結構距離がありましたが、胆沢ダム見物に行きました。







お尻がキュンとなります。

でっかい石が敷き詰めてあり、ピラミッドのようです。

工事に携わった方から聞いた話では、石を切り出すために山が2つ消失したそうです。

また、途中にある円筒分水工(えんとうぶんすいこう)にも立ち寄りました。

日本最大級とのことです。






収入を増やすために2

2017-07-04 17:38:40 | FPの話
収入を増やすために岩手県民が行うべき事は、私は付加価値を付けることだと考えています。

先日テレビで、東京のとある区で造ったワインが1本6000円と紹介されていました。

その宣伝文句は「東京の都会で造った貴重なワインで限定10本のみの提供です」でした。

私はワインの味がよくわからないのですが、単純に、岩手で造ったワインの方が美味いだろうなあ、と感じました。

何故なら「水」の美味さが全然違うからです。私は昔東京に住んでいた時は水道水が不味くて飲めずペットボトルの水を買っていました。空気も岩手の方が断然うまいです。

岩手県は空気も、水も、米も、野菜も、果物も、海産物も、美味いプレミア県なのです。

岩手県民が当たり前と感じていることが、実はプレミアなのです。それをもっと言葉で説明し、PRしていくだけでいいと思っています。

値段が上がるセンテンスとして「10本限定」「貴重な」「希少部位」「1年に1度」など、限定感や希少性といった説明が効果的です。


私も含めた岩手県民からは、岩手には遊ぶところも少なく、見どころも少なく、特産品は3大麵くらいかなとマイナス言葉が出がちですが、実はそれは全く違います。

岩手県は、アパートの家賃も安く、地価が安いので住宅購入しやすく、子育てをしやすく、東北新幹線が通っていて、光化学スモッグがなく、海水浴もスキーもでき、温泉もたくさんあり、満員電車に揺られて通勤する経験をしなくてよい、素晴らしい県なのです。

都会に居て疲弊した人から見たらもの凄く魅力的な県なのです。

試しに「岩手県は来年度から豊かな自然を守るため、審査に通過した限定10組の家族しか県内への移住を許さない」とか「岩手の美味しい水を商品化するが西日本限定で販売する」というような条例を作った場合、興味を持つ人が増えるのではないでしょうか。


見る角度を変えるだけで岩手県はとても魅力的な街に映ります。

収入を増やすために

2017-07-04 16:55:52 | FPの話
家計の収支バランスを良くするには、支出を削減することと収入を増やすことの、どちらか一方か、あるいは両方をする必要があります。

食費を削り、保険料を削減し、服にお金をかけないといったような支出削減努力もある程度で限界がきます。


以前のブログや、私のHPにも記載していますが、岩手県民の年収は全国最低レベルにあります。沖縄や宮崎と同レベル。青森や秋田よりも下なのです。

岩手県民はこの状況に危機感を持ち、収入を上げる努力をする必要があると思います。

そう言う私自身、岩手県の玉山村に生まれ、育ち、現在も岩手県滝沢市に居を構えるバリバリの岩手県人なので、これは自分自身に投げかけている言葉でもあります。

ただ、私が良かったと思うのは、20代前半の3年間、東京で仕事をした経験があることです。


東京と岩手の差は、人の数、街が稼働している時間の長さ、インフラ環境、情報量、等で、東京は圧倒的に優っています。

その環境を存分に活かし長時間労働しているのが東京です。


でも、人の数が多い東京はライバルが多く同業他社の激戦区でもあり、格差が激しい所でもあります。

また、東京は街が稼働している時間が長いと言っても1日は皆24時間で、考えようでは岩手県も平等です。

東京はインフラ環境が整っていると言っても、今は運輸業やインターネットの発達のおかげで、頭を使えばいくらでも代替出来、それほどの差はないと思います。

情報量についてもインターネットの発達で、岩手に居てもそんなに差はなくなっています。


やろうと思えば岩手県に居ても大都市と同等の事が出来るはずです。