U2の歌の中に「Where the streets have no name」という歌があるが、この意味が少しわかりかけたのはつい最近のことだ。直訳は「通りに名前が無い場所」ということになるがこれではちんぷんかんぷん、と言うよりなんでそれが歌になるの??という感じ。邦題は「約束の地」?? かっこつけすぎ。
アメリカに来て初めてこちらの住所が全て通りの名前を利用する/基づいていることを知った。あの人が住んでいるのは「大通り1330番」という感じに。よくニューヨークなんかで56th streetを「56丁目」と訳しているが、「56番通り」というのが正確だと思う。日本の「丁目」というのはある地域一帯のことを指すから。
いずれにせよ住所は必ず通りの名前で規定される。ゴルフ場でも、幹線道路からゴルフ場へ通じる狭い道に勝手に「Golf Drive (ゴルフ場通り)」と名づけて、住所は「10 Golf Drive(ゴルフ通り10番)」だったりする。これでははっきり言って地図から探し出すのは不可能である。いずれにせよゴルフ場のような辺鄙なところにあっても必ず通りの名前を使って住所を規定する。
日本の場合、立ち入り禁止の埋立地は地名がないが、人が住む等する場合はまず地名をつける。山を切り開いて新しい住宅地を作る場合もまず地名をつける。それらの場合の「地名」に該当するのが、アメリカでは「通り」なのだ。即ち未開の地に新たに住む場合、まず道路が作られ(当然か)その道路に名前が付けられて、その道路を用いて住所を表示する。
冒頭の「Where the streets have no name(通りに名前が無い場所)」というのは、通常の場所では有り得ない。だから、まだ全く開発されていない場所、あるいは地図に載っていない場所、という意味になるのだろう。
そう考えるとあの曲は未開の新しい土地へ向かう時の希望と不安(あのハイテンポの曲から考えると希望7不安3くらいか)を表現している、と思うとなんとなく理解が深まった気がするし、またこの曲がコンサートの1曲目になるのもうなずける気がする(おおはずれかもしれないが)。(個人的には「約束の地」というのは少し違うと思う。新しい土地へ行く不安もあるはずで必ずしも約束されたものではないからだ。)
学校で英語を勉強するときに、そういった背景文化の違いを説明しないでただ言語だけ勉強するのではやはり片手落ちということだろう。そしてそうやって好きなことに(私の場合は音楽だが)関連づけることが大切なのだろうと(興味を持つという意味で)思う。
アメリカに来て初めてこちらの住所が全て通りの名前を利用する/基づいていることを知った。あの人が住んでいるのは「大通り1330番」という感じに。よくニューヨークなんかで56th streetを「56丁目」と訳しているが、「56番通り」というのが正確だと思う。日本の「丁目」というのはある地域一帯のことを指すから。
いずれにせよ住所は必ず通りの名前で規定される。ゴルフ場でも、幹線道路からゴルフ場へ通じる狭い道に勝手に「Golf Drive (ゴルフ場通り)」と名づけて、住所は「10 Golf Drive(ゴルフ通り10番)」だったりする。これでははっきり言って地図から探し出すのは不可能である。いずれにせよゴルフ場のような辺鄙なところにあっても必ず通りの名前を使って住所を規定する。
日本の場合、立ち入り禁止の埋立地は地名がないが、人が住む等する場合はまず地名をつける。山を切り開いて新しい住宅地を作る場合もまず地名をつける。それらの場合の「地名」に該当するのが、アメリカでは「通り」なのだ。即ち未開の地に新たに住む場合、まず道路が作られ(当然か)その道路に名前が付けられて、その道路を用いて住所を表示する。
冒頭の「Where the streets have no name(通りに名前が無い場所)」というのは、通常の場所では有り得ない。だから、まだ全く開発されていない場所、あるいは地図に載っていない場所、という意味になるのだろう。
そう考えるとあの曲は未開の新しい土地へ向かう時の希望と不安(あのハイテンポの曲から考えると希望7不安3くらいか)を表現している、と思うとなんとなく理解が深まった気がするし、またこの曲がコンサートの1曲目になるのもうなずける気がする(おおはずれかもしれないが)。(個人的には「約束の地」というのは少し違うと思う。新しい土地へ行く不安もあるはずで必ずしも約束されたものではないからだ。)
学校で英語を勉強するときに、そういった背景文化の違いを説明しないでただ言語だけ勉強するのではやはり片手落ちということだろう。そしてそうやって好きなことに(私の場合は音楽だが)関連づけることが大切なのだろうと(興味を持つという意味で)思う。