♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

9.26二年ぶりの沢田駅

2015年10月03日 07時40分34秒 | 2015石巻日記

仙石線の車窓

あの日に

津波の高さが10メートルも

だからこその

高台へ

駅を移して

高い防波堤もつくって

 

そんな車窓をみつめて

いろんな思いが込み上げて

言葉すくないふたりだけど

 

車窓の駅の風景も 

田園風景になったり変化して

仙石線で2年ぶりの石巻到着

 

雲の模様の階段のぼることなく

旅の荷物持ったままだから

エレベーターに

乗って

おりてして

乗り継ぎ時間13分

石巻発15:59の石巻線に乗って

2年前は 女川駅がまだ開通していなくて浦宿行

二年経ったら女川駅が終点に

車窓は田園風景

 

窓にせまってきそうな崖っぷち

 

まもなく沢田のアナウンス

無人駅の降車の仕方のアナウンスは

前回のときに聴いて学習しているので

 

自分で 黄色いボタンを押して ドアがあいて

2年3ヶ月ぶりの沢田駅到着 16時14分

 

降りた列車を見送って

女川駅で折り返してくるのはこの列車

沢田駅 16時42分発

 

たった38分の沢田駅周辺のさんぽ

 

前回 パチリできずだった 横書きの沢田駅

 

縦の文字も

 

二年前に

白い靴と杖のおばあちゃんに遭遇した待合室

 

待合室兼駅舎の中にある 沢田駅周辺の地図

 

沢田の港へも行きたいけれど

澤田会館も見たい

 

あばうとな地図

目印は自動車工場

途中で 目印を見失い またふりだしにもどったり

 

路地を入ったら

ちいさな公園の前に りっぱな表札の澤田会館

澤田地区に暮らすひとたちが利用する会館

 

近所の子どもたちが利用する沢田第二ちびっこ広場

遊具はすべり台とシーソーがあったっけ

 

遊具越しの 紫の家 

 

沢田第一踏切を渡って

 

沢田の港

 

 

土嚢も

 

船の向こうに 夕焼け

 

 

 

あの日 地震で地盤沈下して

この湾が満潮のときに 沢田駅周辺が冠水したこと

2年前に

おばあちゃんから訊いたこと思い出して

 

踏切前で ホームをながめて

 

列車がこないことわかってるので

カーブを描くレールをみつめて

2年前は レールも ピカピカだったっけ

 

表通りに行かず 駅裏の小道を通って

コスモス越しにホームみつめ

水たまりに映るホームの柵と 夕暮れ空をみつめて

砂利道に 逞しく咲くタンポポもいて

 

そろそろ自由時間の38分が終わるころ

旅仲間の待つホームへ

 

地元の乗客がふたり

この時刻表に合わせて 行動をして

澤田地区の暮らしぶり

2年前に この駅で 

偶然の出会いをしたおばあちゃんによると

駅まではバスも走って

 

車窓は夕暮れ

 

遠くの山肌はあの日のまま?

 

車窓に映る風景に あれこれ感じ

いつも あたりまえのように便利な暮らしをして

旅にでて それが普通のことじゃないってこと しみじみ

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