
古希をむかえたJulie
まだまだ先をみつめ新たな試み
お爺ちゃんやお婆ちゃんと呼ばれる世代は
誰もが知ってる数えきれないヒット曲を持ち
TVで活躍している時代は歌謡曲のくくりにされたけれど
まだまだ現役バリバリなロックな歌い手
沢田研二
孫と呼ばれる世代は
お爺ちゃんやお婆ちゃんと暮らしていないと
誰?だろうけれどね
孫がいるJulie愛好家に
語り継いでもらって後世に繋げてほしいなぁと
横浜アリーナのステージで
29年ぶりに歌ったJulie
12年前から思い続けていたことが
ようやく古希に実現できて
Julieの今の気持ちは満開の桜の下で歌っている気分のよう
いつも
見えない花吹雪が舞っているんだって
Julieのライヴは照明以外に特別な演出はないけれど
音楽劇の時には
銀座の劇場で
着流しに雪駄で番傘をさして歌う場面
Julieの番傘からこぼれ客席のスカートの上に舞った白い紙吹雪
それ以降も観に行ったけれど紙吹雪の演出はなくなって
初日だけの演出だった
半分欠けた黄色い紙吹雪は
ブランコに乗って歌う場面に紙吹雪が舞って
客席の目の前に黄色い花びらが舞い降りて手の平で受け止めて
ピンクの花びらのかたちした紙吹雪は
歌舞伎で舞台上の桜席で観賞したとき天井から舞い下りたもの
横アリの客席
歌舞伎の桜席みたいなステージサイドのEブロックもFブロックも使用して
15年前の
ローリング・ストーンズライヴのときに
後から発売されたステージサイド席Eブロックで観た思い出を重ねながら
近くのブロックからステージのJulieをみつめて
赤い大きな紙吹雪は
天井からではなくEブロックの目の前から吹き上がったもの
横浜アリーナでJulieが語った「花吹雪が待っている」って言葉に
EブロックとDブロックの思い出を繋げて