ミッド・ウィークに行なわれるナビスコカップ準々決勝第2戦。FC東京は仙台に2-0で勝って、トータル4-2で準決勝進出を果たした。
疲労も考えて、ルーカス、加賀を控えにした東京。エジミウソンが初先発となったが、しっかりボールをキープする起点となり、東京が支配する時間帯が続いたまま前半をスコアレスドローで終える。
引き分けでは先へ進めない仙台は、ウイルソンや太田、関口らが果敢に突破を図り、東京の脅威となるが、ゴールは割らせず。一進一退のなか、東京は梶山とルーカスを投入して先制点を狙う。流れの中で、米本が相手の裏へ浮き球を送ると、走り込んできた石川が相手GKより僅かに早く追いつきループ・シュート。これが決まって東京が先制した。
これで仙台はパワープレイを仕掛けるが、辛抱強く跳ね返していると、時間もロスタイムへ。そこで、再び米本が前方へパスを送ると、相手DFに競り勝った途中出場の渡邉がそのままゴールへ突進、相手GKも巧く交わして、角度のないところからシュートを流し込み2点目。これで勝負あった。
東京は浦和戦の後半で見せたパフォーマンスをきっちりと継続してきた。まだ判断という部分で攻守ともにやや遅めなこともままあるが、ワンタッチや足元でなく運動量を伴ったパスも増えてきた。相手は首位の仙台、リーグ戦での前回の対戦では4失点で敗戦した相手ということを考えると、攻守の質も高まってきたか。ただ、仙台は前半でDFの田村が負傷交代、さらに疲労も考慮してか、カウンター狙いもあったのか思ったほどガツガツ来なかったこともある。これに奢らず、継続することが大切だ。
その実践の場は週末にすぐやってくる。アウェイ柏戦でも同様の質と意識をみせてもらいたい。
◇◇◇
<J1 ナビスコ杯 準々決勝第2戦>
2012/08/08 味の素スタジアム
FC東京 2(0-0、2-0)0 仙台
【得点】
(東):石川(81分)、渡邉(90+3分)
観衆:10,573人
天候:晴、弱風
気温:24.8度
≪MEMBER≫
GK 01 塩田仁史
DF 14 中村北斗
DF 03 森重真人
DF 04 高橋秀人
DF 33 椋原健太
MF 07 米本拓司
MF 08 長谷川アーリアジャスール
MF 18 石川直宏
MF 27 田邉草民 → MF 10 梶山陽平(60分)
MF 39 谷澤達也 → FW 49 ルーカス(76分)
FW 09 エジミウソン → FW 11 渡邉千真(84分)
GK 21 廣永遼太郎
DF 05 加賀健一
DF 16 丸山祐市
MF 36 三田啓貴
監督 ランコ・ポポヴィッチ
◇◇◇
試合前の警視庁のマーチングバンドの行進。
“ユルネヴァ”中。
仙台ゴール裏。
選手整列。
ハーフタイム。
ピーポ君ファミリー&ドロンパ場内行進。
石川ゴール!
千真ゴール!!
試合終了。
東京が準決勝進出。
バックスタンド前を歩く東京の選手たち。
インタビュー後の石川を待つドロンパ。
◇◇◇
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