*** june typhoon tokyo ***

FC東京×神戸@味スタ 【ナビスコ】

 ナビスコカップのBグループの第2戦。相手は神戸。

 前半はFC東京と神戸、どちらとも攻めてに欠く展開。特に東京はシュートまでいかず、スタンドから「シュート打て!」コールが出る始末。第1戦では柏に3失点。山形戦以外の公式戦でも、新潟に4失点、浦和に3失点と大量失点が止まらない状況を考えて、まずは守備重視ということだったのか。ボールを低い位置でキープする時間帯が多かったので、前線のカボレ、赤嶺が孤立し、なかなかボールが通らなかった。
 後半は、徐々にボールが繋がるようになり、ゴール前右から赤嶺→カボレ→大竹とパスがわたり、左隅にファイン・ゴール。巧く連動した、流れの中でのゴールだった。これ以降、点を獲りに神戸が出てくるようになって、さらにチャンスが増えたが、数回あった決定機を決められず、最少得点で試合終了した。

 勝ち点3獲得と無失点ということは評価していいが、それ以外で特に評価出来るところがあるかといえば、そうでもない。前半は守備を意識して入ったのだとしても、そればかりに固執して後手後手になってしまっては、いつかミスを冒して失点に繋がってしまう。後半に得点出来たのは、前へ前へとプレッシャーをかけたことで神戸がポゼッション・コントロールをしづらくなり、東京に流動性が生まれたから。ならば、前半からそういうサッカーをしていれば、もっと余裕を持ってサッカーを出来るのではないか。やはり、高い位置を意識し、ゴールを意識して、恐がらずに攻めることを実践していくことが、チームを有利な状況に導くのではないだろうか。

 ところで、今日は権田、大竹、椋原とフレッシュな面々が出場した。このあたりの選手が一介の控えに終わるのではなく、積極的なパフォーマンスをすることで、選手の層や質が高まっていくはずだ。権田は無失点、大竹はゴール、椋原は高い位置からの突破とある程度の貢献はしたが、全体からするとまだまだ。ただ、ホームで勝ち点3を得たという事実を自信にして、今後に繋げて欲しいものだ。

 ま、とりあえず、これでほぼナビスコが終わったという状況にならなくてよかったヨ。(苦笑)


◇◇◇

Jリーグ 2009 ヤマザキナビスコカップ Bグループ

FC東京 1(0-0、1-0)0 神戸

【得点】
(東):大竹(後半14分)

会場:味スタ
観客:12,634人

≪STARTING LINE-UP≫
GK 20 権田修一
DF 33 椋原健太
DF 03 佐原秀樹
DF 06 今野泰幸
DF 25 徳永悠平
MF 07 浅利悟
MF 10 梶山陽平
MF 22 羽生直剛
MF 19 大竹洋平 (→ 後半33分、鈴木)
FW 09 カボレ (→ 後半26分、近藤)
FW 24 赤嶺真吾

≪SUBSTITUTION≫
GK 31 廣永遼太郎
DF 29 吉本一謙
MF 17 金沢浄
MF 18 石川直宏
MF 40 鈴木達也
FW 27 田邉草民
FW 32 近藤祐介

≪MANAGER≫
城福浩

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「FC東京」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事