ジュエリーの還流ビジネスについて考える vol1

今朝のＴＶでも取り上げられていましたが、ミスタードーナツやバターやマーガリン、ホワイトクリームやビールなど２月から一斉値上げらしいですね、とにかくここ数年の天然資源系や食糧の値上がりはすごいですね、でもこれは世界の人口総数の3分の１以上を占める中国とインドが欧米や日本並に経済発展していくと仮定したらこの流れは当分かわらないかもしれません。

当然ながら金、プラチナも右肩上がりです。プラチナはついに2008年２月１日現在１ｇ６０００円を超えてしまいました。

１円玉と同じ重さが６０００円です。

６年前は２０００円切る程度でした。（それでもレアメタルなので高いですが^^;）

こうなると石とか入ってないプラチナのみ使用のシンプルなネックレスが壊れたとして新しく買い替えようとすると以前の３倍の値段になるということです。（もちろんこれは加工代やお店の利益などを除いた場合の極端な例です。実際は２倍程度になるでしょう）

お客様から見ると何で６年前５万で買った同じ物が１５万もするんだということになってしまいます。お店側もお客を騙しているわけではありません。これではお客様にとってもお店側にとっても不幸です。

これを緩和するために金、プラチナの特性を生かした下取買取などの還流ビジネスが宝石業界も盛んになってきました。

つづく