JSA-WAKHOK

日本科学者会議・稚内北星学園大学班の活動とメッセージをお伝えします

講演への感想集

2006-06-29 19:32:21 | Weblog
第一回講演会『自民党新憲法草案が語っていること』に寄せていただいた感想です。

●戦後生まれで、生まれた時から現憲法があった。改憲派は、米国から押しつけられた憲法だから、独自の日本国憲法を作ると言っているが、決して押しつけられた憲法とは思っていないし、平和を守ってきた(守られてきた)と思っている。[改憲派の議論は]米国追随している日本政府が、より米国追随するためなのか。

●とてもわかりやすく説明を聴くことができました。ただ、もうすこし、しぼった内容で学習をしたかったです。自民党が考えようとする意図が見えたように感じました。あんまりむずかしい感想は述べることができませんが、良い機会でした。こういう学習の機会って稚内にないのでとてもよかったです。

●私は憲法改悪反対の立場をとって行動してきましたが、自民党の草案全体について、どう変えようとしているかを、良く考えたり、学習はして来ませんでした。今回を契機にもう少し広い角度から学ぶ必要性を感じました。

●現行法と政府案との比較を時間をかけてやってもらいたい。前文から99条まで。

●詳しく聞けて勉強になりました。はじめて知る事も多かったです。

●すご~く よかったです。9条以外にも大変なことがよくわかり、ますます不安と怒りで一杯です。もっともっと学びつづけたいです。本当にありがとうございました。

●すごい資料、ありがとうございます。自民党新憲法案も、二次案(’05.7/7案)に至ると
・象徴天皇について、一次案(’05.4/4案)の『元首と明記すべき意思もあった』との記述が無くなったり、
・一次案の『内閣総理大臣、その他の国務大臣の議院又は委員会への出席義務を緩和する』の記述が無くなったりしている。
 この事は、たぶん良識を持った人達の意見や改憲反対意思が反映されたのではないか、と思われるふしがある。だからこそ、中川政調会長や安倍官房長官も、『改憲の発議は4・5年先』と言っているのだから、この間(4・5年先まで)憲法改悪反対運動をさらに強力に推し進めるべきだろう。

●大変勉強になりました。憲法はこういう国を作るんだという理想からスタートしていると、それをこの間埋めてきていると、それが現実には合ってないからと改正する矛盾をつくづく感じました。また9条以外の条項もしっかり見ていくことが大事だと思いました。(私が中学生の頃、公共の福祉は悪者でしたが、一方公共の福祉によって守られた人権があり、それをないがしろにしようとしている事もわかりました。)

●憲法が作られた時が一番現状とズレていた、権力をしばるのが憲法の役目、など、ともすれば忘れている大事なことを思い起こさせてもらいました。

●企画に心から感謝する。切迫感、絶望感ばかり持っていたが少しなすべき目標も見えてきて希望が与えられた。以後も動きを注目していきたい。改憲運動に対しても、また守る運動についても何らかの働きができればいいと願う。

●自民党が今の憲法をどのように変えてゆこうとするのか対比表が大変よかった。憲法9条のところでは、アメリカいいなりに日本が戦争してゆくためのものだということが明確だと実感。お忙しい中、貴重な資料。今後学びながら平和憲法守るための運動に役立てます!! 憲法そのものをじっくり学ばせていただき充実した日となりました。大学生気分でどうもありがとうございました。

●勉強になりました。ありがとうございます。

●興味深いお話しをありがとうございました。新しい視点もできました。


憲法講演会 第一回の報告と第二回のご案内

2006-06-29 09:42:17 | Weblog
プレスリリース用のを流用します。
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■6月24日(土)、午後3時から5時まで、稚内北星学園大学新館3階中教室を会場として講演会「自民党新憲法草案が語っていること」が開催されました。
 講演会は日本科学者会議稚内北星学園大学班の主催で市内の婦人団体や小中学校の教職員などの協力を得て参加を呼びかけたもので、51名の参加がありました。
 講演は、札幌学院大学の伊藤雅康教授(憲法学)でした。氏は憲法調査会ができてからの主な動きと今後の予想される動きを述べた後、「背景」として
 (1)日米軍事協力と構造改革にとっての障壁の除去の必要性
 (2)衆参両院の憲法調査会の設置とその活動
 (3)「新世紀」ムード
を指摘しました。
 「改憲案」については「そもそも憲法は、現状と一致するものではない」「憲法規範は制定時の願いの現れであり、長い先を見据えたもので、社会の変化にある程度は対応できる柔軟性を持つ」(「ずれが一番大きかったのは制定時かもしれない」)ことをのべました。また、全体的な特徴として「憲法が『国家権力への縛り』であるという性格を相対化している」こと、「対象は9条だけに留まらない」ことを指摘しました。現行の憲法と自民党「新憲法草案」の対照の詳しい資料が配られ、財政・地方自治などの「変更点」についても細かい質問がでました。


■7月14日(金)の第二回講演会では、憲法学が専門の室蘭工業大学助教授、奥野恒久さんに『憲法・教育基本法のゆくえ』というタイトルでお話していただきます。
 「国の骨格」としての憲法や教育基本法をはじめ、法制度全体がどういう方向に変えられようとしているのかがテーマです。また室蘭や全国での「9条の会」の活動についても紹介していただく予定です。
 主催は一回目と同じく日本科学者会議稚内北星学園大学班で、午後6:30~8:30、大学の新館3階で行われます。
 地域での学習と交流を継続的かつ幅広く行っていけるよう、今度の講演会を機に「稚内 憲法を学ぶ会」(仮称)を立ち上げる準備を進めています。

(斉藤)

第一回講演会が無事終了しました

2006-06-25 14:44:34 | Weblog
伊藤雅康さんによる講演会『自民党憲法草案が語っていること』は、昨日(6/24)、ちょうど50人の参加で行われました。
出席できないにもかかわらずチケットの購入に協力していただいた方も含めると100人を超えたため、講師交通費・宿泊費・謝礼や宣伝費をまかなうことができました。

参加、協力してくださったみなさん、ありがとうございました。

講演の内容やアンケートに寄せられた感想などは後日改めてこの場で報告いたします。

第二回講演会決まる

2006-06-18 16:35:12 | Weblog
第一回の講演会もこれからですが、第二回の予定が決まりました。

演題:『憲法・教育基本法のゆくえ』
日時:7月14日(金)
講師:奥野恒久さん(憲法学・室蘭工業大学)

詳しくは続報で。

チケットの開演時間ミス

2006-06-07 10:34:12 | Weblog
普及を始めている6.24講演会の<参加・協力券>ですが、開演時間の表記が間違っています。

午後4時~6時ではなく、
午後3時~5時が正しい時間です。
ポスターとビラに間違いはありません。

お手元のチケットの訂正をお願いします。
お手数をおかけして、申し訳ありません。
(斉藤)