近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

まさかの大変身〜生まれ変わった221系電車を追う

2013年07月09日 | 5番線「気になる○○○…」

はじめに
 最近は試験前という事もあり、更新が中々出来ない状況に陥っています。
 (ただし一時休止をしたわけではありませんので勘違いしないで下さい。)


では本題です。今日、私は通学途中に偶然にも体質改善工事を施した221系電車に遭遇しました。
従って今回は、改造によって見違えるほど大変身した221系電車の様子を紹介します。


まず先頭部分を見ただけでも、改造前と比較して激変している様子が伺えます。
 
最大の特徴は今までJRマークが存在した場所に、行先表示板が新設されたことです。
そして排障器は更に頑丈に、前照灯は更に輝度を高めた物に変更されています。


まずは座席を中心とした車内全体の様子をご覧下さい。
       
座席は枕カバーが223系などと同様の物に交換された他、窓側席の肘掛が撤去されています。
また手摺は事故時の衝撃を軽減する目的か、225系などの物以上に丸みを帯びた形状に変更されています。


そして各車両のドア上部分には電光掲示板が新設されました。
 
元々無かったことに加え、少々前方に張り出しているので少々違和感を感じさせます。


ちなみにドア付近の座席は、ラッシュ時の詰め込みを考慮してか補助シートを装備した物に変更されています。
   
すぐ横に窓が存在していることもあってか、開放感が感じられます。
ただ補助シートの設置によって座席数が、1両あたり12席(3列分)も減少した点は少々痛いものです。
(車椅子スペースを新設した車両は、これに加えて更に4席減少します。)


さて。先頭車両への車椅子スペースの新設も今回の改造の大きな特徴です。
   
ちなみに連結面のドア、エアコン、手摺などは225系と同様の物に変更されています。
(ここだけ見たら、225系と殆ど変りません。)


最後に、この体質改善車ですがまだ本数が少ない為か、狙って乗車するのは至難の業です。
また網干総合車両所の編成で改装済みの車両は、6両編成と4両編成共に1本ずつとかなり少ないです。
従って体質改善車を頻繁に目に出来る様になるのは「まだまだこれから」と言えます。



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