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▼ エイベックス“内紛劇”あゆ激怒で分裂回避

2004年08月09日 15時31分14秒 | 芸能
大手レコード会社「エイベックス」の役員辞任問題が3日、大どんでん返しの結末を迎えた。同社常務で系列プロダクション社長、千葉龍平氏(40)の解任に端を発した専務、松浦真在人(まさと)氏(39)の辞任だが、同社は3日、2人の復帰を発表した。松浦氏が育てた浜崎あゆみ(25)ら同社所属のアーティストらが松浦支持を表明し、大量移籍の可能性もありエイベックス崩壊の危機にもひんしていたが、ひとまず騒動は収まる形となった。

エイベックスは、3日朝、東京証券取引所で1日付で辞任した前専務の松浦氏と前常務の千葉氏の同社グループへの復帰が内定したと発表した。同社はこれにより、「現在報道されているアーティスト移籍の懸念などは解消されます」と明言している。

今回の騒動では同社のトップアーティスト、浜崎あゆみが2日夜ホームページで「マスコミ各社の皆様へ」とした文書を発表。

「松浦専務の辞任が受理されるのであれば、それは同時にエイベックスの終焉を認めるという事になる。彼の存続と共に浜崎あゆみの行方も決めさせて頂きたいと思っております」とエイベックスとの決別、レコード会社移籍決意も宣言した。

あゆだけではない。hitomiやEXILE、TRFら同社人気アーティストも、それぞれのホームページで「移籍」こそ明言しなかったものの、松浦氏を支持する内容の文書を公開した。

「浜崎以下、所属アーティストと社員は大半が千葉氏と松浦氏と行動をともにするつもり。松浦、千葉両氏がエイベックスに“再入社”でもしないかぎり、2人による新レコード会社と新事務所が設立され、アーティストが続々と移籍するのでは」と同社関係者は話していた。

アーティスト育成に力を注いできた松浦氏と、海外に強く、資金調達などのビジネス力を持つ依田巽会長兼社長(64)との間に溝が生まれ、内部権力闘争が背景にあるといわれた今回の騒動。

「独善的になった依田会長に松浦専務と千葉氏が嫌気がさし、実は離脱の時期を探っていた。今回、2人の辞任からほどなく大物アーティストが続々と松浦支持を表明するなど手際が良すぎる」(音楽業界関係者)などとして一部では松浦氏の勝算あっての“クーデター”との見方もあった。

松浦、千葉両氏の復帰でアーティストの離脱危機はひとまず去るが、依田会長の動向を含め、今後の同社内、音楽業界の勢力地図がどう変わるか注目される。
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