2009年は干支でいうと丑年ですね。
それで、帯広・十勝管内の郵便局でうしの図柄がある風景印を集めてみました。
↓ 左は十勝管内で唯一「牛」の名前が入った清水町・熊牛(くまうし)郵便局の風景印
地名の熊牛(くまうし)はアイヌ語「クマウシュ」を音訳して「熊牛」となったもの。
風景印の図案は日高連峰を背景に開拓記念碑の左右に牛舎と放牧した牛が見える。
使用開始日は平成11.11.11(11並びの日)
* 郵便事業会社帯広支店の二重押印(機械印)で届きました。
中央は上士幌町・上士幌(かみしほろ)郵便局の風景印
士幌はアイヌ語の「シュオロ」からきたもの。上士幌は昔士幌村から分村した時に
士幌の上流にあったので「上士幌」になった。
風景印は東大雪を背景に熱気球の下に牧場の牛が見える。
使用開始は昭和63.2.23
右は新得町・新得(しんとく)郵便局の風景印
アイヌ語「シリエトク」が訛って「新得」となった。
狩勝峠に新得種畜牧場の牛を描いた風景印である。
使用開始は昭和40.2.15.

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↓ 左は広尾町・十勝野塚(とかちのづか)郵便局の風景印
野塚はアイヌ語「ヌクカベツ」からきている。後志にも「野塚」があるので、十勝の冠を付けた。
風景印は楽古岳を背景に水芭蕉、中央に放牧場の牛が描かれている。
風景印は昭和63.6.20使用開始
中央は大樹町・石坂(いしざか)郵便局の風景印
昭和7年に国鉄広尾線「石坂」駅が開業したので旧「十勝紋別」郵便局を現局名に改称した。
日高山脈を背景に歴舟川と牛を描いている。
使用開始は平成14.10.1
十勝管内郵便局では珍しいコスモスの花の変形です。
* このはがきも機械印の二重押印で配達されました。
右は本別町・勇足(ゆうたり)郵便局の風景印
アイヌ語「イサンタラ」を「勇足」と書いたが、そのうちに「ゆうたり」と呼ぶようになった。
雌阿寒・雄阿寒岳を背景にビート、製糖工場、白樺と放牧場の牛を描く。
平成10.8.8.使用開始

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↓ 左は足寄町・大誉地(およち)郵便局の風景印
地名はアイヌ語「オ・イ・オチ」からきている。
足寄町の石山、サイロと牧場の牛を描いている。
使用開始は平成8.9.10
* 帯広支店の手押し印の二重押印で届きました。
手押しで二重押印とは合点がいきませんが・・・
中央は足寄町・上利別(かみとしべつ)郵便局の風景印
地名の利別はアイヌ語「トシュベツ」から。
雌阿寒岳・阿寒富士、白糸の滝、放牧風景に2頭の牛が見える。
使用開始は平成8.7.1
昔足寄町の一部と陸別町は釧路国に属していたので、かって上利別も釧路国であった。
右は帯広市・広野(ひろの)郵便局の風景印
一帯が大きく広がりその形状が扇状になっているので「広野」の地名が生まれたという。
十勝ポロシリ岳を背景に八千代公共育成牧場内の牛と記念碑、展望台が描かれている。
使用開始は昭和60.9.14

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