長らく上げていた 7MHzのダブルバズーカを撤去し、3.5/7MHzのアンテナを上げた。
昔使用していた、RAKの2バンドダイポールのトラップコイルが残っているが、あまりにも古いので(35年前)
ホームページで報告されている 同軸ケーブルを使ったトラップコイルを試した。
60Φのエンビ(VP40のソケット)に同軸ケーブル(3D-2V)を巻きつける。(「Coaxtrap」というソフトで同軸を利用したトラップコイルを作成)
要求事項を入力しコイルを作成、ホームページで書かれている方法で確認した。
調整の為きった同軸とトラップコイル
同軸ケーブルの巻き始めの片方を芯線、巻き終わりの片方をシールド線に接続して
次に、巻き始めの片方のシールド側と巻き終わりの芯線線を半田付けし、コーキング材で防水処理をしてコイルのインピーダンスを測ると7MHzではインピーダンスと最小にならず、SWRも高いまま。インピーダンスが最小になったのは20MHz付近
少し状況が違うようです。
よく解らないまま、これまで使用してきた7MHzのアンテナにトラップコイルをつなぎ、SWRを測定すると、ほぼ同じで、SWRがバンド全体ではおおよそ1.5以下であった。
つきに3.5MHzのエレメント(約5m)をつなぎました。
すると、7MHzのSWRが2.5以上になりました(8.6MHzくらいが最もSWRが低い状態に)
7MHzを調整する為に トラップコイルの7MHz側に電線を追加(1m)し、0.5m程度で7.1MHzになるかな?と思いましたが、線の長さを変えても、6.8MHzの周波数は動きません。
何か他に原因がありそうで、一旦中断としました。
そこで、RAKのトラップコイルを復活させる事に
このコイルのインピーダンス最小を見ましたが、7MHzでは最小が見つかりません。
これも20MHz付近にデップが・・・・
古いから調整が変わったのでしょうか?
まあこうなると取敢えず取り付けて見ましょう。
7MHzのアンテナにトラップコイルを取り付けてもSWRの変化はありません。
ここまでは同軸のトラップコイルと同じです。
次に3.5MHzのエレメントを取り付けました。
やはり、7MHzは7.5MHz付近が最もSWRが低い状態です。
3.5MHzはとても狭い範囲ですが、SWRが1.2となりました。
7MHzは7.5MHzが最少なのでエレメントを追加しました。
60cmも追加となりましたが、7MHzのバンドで使える程度までSWRが下がりました。
うまく動作しない条件があります。
敷地の広さが足りず、トラップコイルのところで45度程度折り返してあります。
何とか使える・・・?