ラジオ少年時代の思い出と・・・いま

現在50歳を越えるおじさんたちは、子供のころ拾ってきた廃品のテレビやラジオを直してあそんだ・・・・あぁ懐かしい

IC-251

2014-09-18 | Rig

IC-251
IC-251は昭和54年(1979年)に発売された144MHz、オールモードの固定機。
IC-551に続き、IC-251:が発売され、IC-351:430MHzオールモード(1980) 同じスタイルで発売されている。
IC-551とIC251はマイク(コネクタ)が異なる。

出品者の情報  
動作しないジャンク品です。キズ、サビ、ヨゴレは、多々あります。RITスイッチがグラグラです。
プリアンプ用の入出力改造をした痕跡があります。
との情報。作動しないジャンクとは・・・・IC-251内の基本的な部品が取り外されている可能性がある。

2mのオールモード機はTS-700,IC271,IC-260、福山マルチ2700と保有しているので、特にほしいとは思わなかったが、IC-551の部品取り(電源ユニット)を確保する目的で入札した

商品が到着して、期待を込めて電源を入れた。全く表示もしない、音も出ない。電源ユニットを確認すると、全く電圧が出ていない。
電源ユニットだけは期待したが・・・
改めて期待して、DC(13.8V)を入れる。だが全くだめ

メーターランプ
メーターランプは配線が切れている。ランプくらい無いと電源をONにしているかすら判らないので、とりあえず交換

  
  

コネクタの差し違えを発見

分解する。分解前には必ず、コネクタにはマーキング、写真撮影を行う。そうしないと、誤配線や配線切れが発生した場合
修復に時間を要するから・・・
    

配線を再度確認 ネットで画像を検索すると

 
 
 うー前のオーナさん配線が違います


今度こそ、すごく期待して電源をON


音が出た。受信のLEDも点灯。だが表示は出ない 
やはり、コネクタの差し違えがあった。

送受信の確認
表示が出ないままパワーを測定。すると10W近く出ているではないか.

送信周波数受信周波数
送信しながらVFOを回してみた。 ちゃんと周波数は変化する。 

プリアンプ用の入出力改造をした痕跡

  
 このまま使おうかと思いましたが、元に戻すことに
  

周波数表示に関して
送受信できそうなので、何としても表示をさせたい。
表示の部分
  

発見 1本切れている


 ここはIC-551と共通と思い、IC-551と比較して、配線を行った
コンデンサー液漏れ? 
 とりあえず交換  

プリント基板の断線
 ジャンパー線で処置 

VFDを見る限り異常はなさそう。
プリント基板の断線を期待して電源を投入してもだめ。
となると VFDのドライバか?電源モジュールか?
 

電圧確認

     -15Vがありません。ほかも(-18V,-10V)もなし


よく見るとコイル(L2)が焼けている。やはり電源モジュール
コイルに状態を見ると、ショートか何か 大きな電流が流れたと推測できる。

 
  
電源モジュールも交換 トランジスタもこんな状態。なぜ焼けたか不明。VFDが不良なのか


  
手持ちのTrを取り付け、ちょっとトランスが怪しいが・・・・装着 
だめでした・・・・・
この基板の修理は諦めました。

 

諦めて表示ユニットがオークションで出ていたので(ちょっと高いが・・) 買いました。

  交換後表示はされ(不良品でなくて安心)た。

送信の調整
 

何とか使えるレベルになりました。

後は調整を残すのみ

 

 


 

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